大曲市仙北郡消防訓練大会

14市町村代表が技を競う

小型ポンプは千畑町消防団が優勝、全県大会へ(7月25日・日)

  県消防協会大曲市仙北郡支部主催の「消防訓練大会」が25日、大曲市の雄物川河川運動公園で行われた。各市町村の大会で優勝した消防団が郡大会へと出場し、小型ポンプ操法と規律訓練を競い合ったもの。代表となったチームだけに競技に入ると息の合った動きで見事な〃消防魂〃を発揮していた。競技の結果、小型ポンプ操法では千畑町消防団が優勝し、9月7日に岩城町の県消防学校を会場に行われる全県大会に出場する。

  大会は午前8時の観閲・分列行進から始まった。炎天下、14市町村の消防団576人が列をなして堂々の行進で入場。県仙北地域振興局の本間智局長や大曲市と仙北郡選挙区選出の県議、栗林次美大曲市長をはじめ郡内の各町村長ら来賓が観閲した。テントの中では応援の家族が見守った。

  各市町村の大会は6月から今月上旬にかけて行われ、優勝したチームはその後、郡大会目指して早朝や夕方に厳しい練習を積み重ねてきた。中にはわざわざ大曲市の会場まで駆けつけて本番に備えて訓練した消防団もあった。

  小型ポンプ操法は4人が一組となってリーダーの「操作始め!」の号令に対し、団員の「良し!」の「し」からポンプを起動させ、3本のホースをつなぎ合わせて63メートル離れた標的に向かって放水し、的を倒すまでの時間や団員の機敏で規律ある動作が審査される。的が倒れるまでの基準タイムは45秒。

  それぞれの地区大会では的が倒れるまでのタイムが47秒、49秒などオーバーするのが当たり前だったが、この日は42秒、43秒と基準を軽く切った。優勝した千畑町の第3分団は40秒と100点満点のタイムを記録。チェックする24人の審査員たちはこの大会目指して訓練を重ねてきた団員の努力とファイトに「すごい!」と舌を巻いていた。

  一方の規律訓練は指揮者を含め21人のチームの規律ある姿勢や動作を競うもの。火災時など非常時に欠かせないのが団員のチームワークであり、規律ある行動だ。訓練でその団のまとまりぶりが問われる。指揮者の「気をつけー」「前へ進め!」「右向け右!」などの号令に基づき、20人の隊員が一列横隊となって前進、整列を繰り返し、応援の家族から盛んな拍手を受けていた。

  成績は次の通り。

  ◇総合の部▽優勝=神岡町▽準優勝=仙南村▽3位=角館町

  ◇小型ポンプ操法の部▽優勝=千畑町(第3分団=杉澤賢分団長、団員=細井千代文、森川美浩、進藤幹広)▽準優勝=神岡町▽3位=西仙北町

  ◇規律訓練の部▽優勝=協和町▽準優勝=神岡町▽3位=角館町