秋田自動車道

横手ICまで全線四車線化目指す

促進期成同盟会総会=会長に横手市長(6月3日・木)

 秋田自動車道四車線化促進期成同盟会(会長・栗林次美大曲市長)の総会が2日、大曲市のエンパイヤホテルで開かれた。秋田自動車道は秋田南ICから大曲ICまでの35.2キロ間は3月26日に四車線化が完成している。総会には秋田市、大曲市、横手市の3市と沿線の9町村の首長らと関係者が出席、全線四車線化事業の早期完成を図るため関係機関に協力に働きかけるなどの事業計画を決めた。そして役員改選では今後は大曲市以南の活動が主になることから五十嵐忠悦横手市長を会長に選出した。

 総会で栗林市長は「雪国の高速道路は、交通の安全性からしても全線が四車線化になって初めてその目的が達せられる。低迷する社会経済情勢の中で、道路行政をはじめとする公共事業も厳しいものがあるが、今後とも早期の全線四車線化に向けて要望活動を継続しなければならない」と決意を述べた。

 来賓の日本道路公団秋田工事事務所の三上博章所長は秋田南ICから大曲ICまでの四車線化によって事故や除雪なども含め、通行止めになるのが9%減ったと同時に女性ドライバーからも「安心して高速に乗れる」と喜ばれていることを報告。その上で道路公団も民営化されたことから「これまでは郵便貯金から借金して道路を造り、道路使用料でその借金を返済する有料道路方式だったが、これからは国と県の税金で道路を造るという方法に変わる。税金の負担で事業をやることになるので国民の皆さんに迷惑をかけずに、一生懸命やらせてもらいたい」などと述べた。

 秋田自動車道は1991年7月に「横手〜秋田南」間が開通、そして97年7月には東北自動車道と直結した。さらに同年11月には秋田南〜昭和男鹿半島間も供用開始して全線開通となった。

 四車線化で残ったのは大曲ICから横手ICまでの20.9キロ。関係者は国をはじめとする関係機関に粘り強く働きかけたいと熱意を込めていた。新役員は次の通り。

 ◇会長=五十嵐忠悦横手市長
 ◇副会長=佐竹敬久秋田市長、栗林次美大曲市長
 ◇監事=柿崎幹夫平鹿町長、藤原清山内村長