特別職報酬等審議会が答申
市長=96万9千円が89万2千円に(6月10日・木)
大曲市は10日、特別職報酬等審議会を開き、市長、助役、収入役の給料引き下げの答申を受けた。栗林次美市長が3役の給料引き下げを諮問したもので、審議会では「市の財政状況が厳しさを増し、民間企業における給与も業績給に変わってきており、率先して給料引き下げ案を諮問したことは評価できる」とし、引き下げは「妥当である」と答申した。これによって市長給料は現行96万9000円が8%下がって89万2000円に、助役は現在不在だが現行76万3000円を6%下げて71万8000円に、収入役は現行70万4000円を6%下げて66万2000円となる。これにならって教育長給料も収入役と同じ額となる。実施は7月1日からで、合併で大仙市が誕生する来年3月までの9カ月間。議員報酬は見送った。
審議会の委員は労働者、農協、商工会議所、青年、農業団体、納税団体、誘致企業の各代表と学識経験者2人で構成された。そして学識経験者の中から人権擁護委員の佐井悦雄氏(退職公務員)を会長に選出して審議した。
市からは久米正雄総務部長が出席して引き下げ理由を説明した。久米部長は「公務員給与は人事院勧告で1998年12月の改定までは引き上げだったが、02年度では給与勧告制度創設以来、初めての引き下げ(2.03%)となった。さらに03年度も引き下げ(1.1%)勧告となったことから、今回の引き下げ諮問となった」と述べた。
一方、議会議員の報酬に関しては来年3月の町村合併によって任期を1年半ほど残して9月30日で自動的に議席を失うこと。その後の市議選でも8市町村合わせての議員定数146人が、30議席へと大幅な削減となること、さらに現在の法定定数26に対して2人少ない24人の定数としていることなどを考慮して報酬改定は見送った。
県内9市の市長給料はトップが秋田市で119万円。次いで大曲市の96万9000円だった。今度の改正で大曲市の市長給料は5番目に位置することになる。
今回の答申を受けて市長ら3役の給料改正に伴う条例案が開会中の議会の最終日に追加提案され、議決を求めることになる。