50周年記念式典
多くの公共事業に協力=市町村合併後も存続(6月20日・日)
大曲市花館財産区の50周年記念式典が20日午前11時からシャインプラザ平安閣大曲で挙行された。財産区議員や管理者の栗林次美大曲市長、県知事代理で企画振興部の渡部文靖部長、辻久男、渡部英治の両県議、それに高橋司元市長ら来賓を含め約80人が出席した。
花館財産区は1954年(昭和29年)5月、大曲市制施行と同時に旧花館村の財産の一部を承継して発足。以来、地方自治法に定める住民福利の増進を目的に行政との一体性を保ち、50周年を迎えた。この間、昭和40年代(65年)には雄物川上流河川改修工事、玉川築堤工事などで旧建設省への用地の売り渡しをはじめ、松山を公園として市に貸与してきた。50年代(75年)には秋田湾雄物川流域下水道大曲処理場建設用地を県に売り渡しを行うなど、公共事業の推進にも協力。松山は姫神公園として多くの市民の憩いの場として利用されている。また大戸地内には水道の浄水場をはじめゴミ焼却場、下水道終末処理場など公共施設が建設されている。また03年度(平成15年)には国道13号大曲バイパス4車線化事業に伴う新玉川橋用地に対しても一部を用地を提供するなど市民の生活環境向上に大きく寄与している。
式典で栗林市長は「花館地区には上水道、下水道、し尿処理、清掃センターなど市民生活を支える広域や市の重要なライフライン施設が集中している。さらに玉川築堤工事、国道13号4車線化工事に伴う新しい玉川橋など国の公共事業も進められている。こうした事業も花館財産区の理解と協力のおかげだ」と謝辞を述べた。
続いて同財産区議会の佐藤正雄議長はこれまでの公共事業への協力実績を報告すると同時に「住民要望に対しても町内部落会館建設費、会館運営費、消雪施設設置費をはじめ多方面にわたる助成を行うなど福利増進に努めてきた。市町村合併で大仙市となっても花館財産区は現状のまま引き継がれると言われている。合併で行政組織が大きくなることで、住民のコミュニティは公民館を中心とした役割が一層、重要性を増すと思われる。財産区もその一翼を担いたい」と述べた。
花館財産区は市町村合併で「大仙市」が誕生しても独立の法人格を持った特別地方公共団体として存続する。財産区の議員定数は16人。任期は4年で公職選挙法に基づいた選挙で選ばれ、年4回の定例議会がある。
最後に管理者の栗林市長が永年勤続議員表彰を行って、式典の幕を閉じた。表彰を受けた人は次の通り。
石河幸太郎(故人)、加賀谷清市、石橋甚一、鈴木信雄(故人)、伊藤康夫、佐藤豊吉、小原善市、佐藤俊夫、佐藤金光、高橋敏雄