上程議案を原案通り可決
市長ら特別職の給与引き下げへ(6月23日・水)
大曲市の6月定例議会は23日本会議を再開、上程されていた条例案1件、04年度一般会計補正予算など予算案5件、承認を求める専決処分報告4件、それに字の区域変更で議決を求める案件1件の合わせて11議案を原案通り可決した。またこの日、市長、助役及び収入役の給与及び旅費に関する条例の一部改正、それに教育長、常勤監査委員の給与及び旅費に関する条例の改正と財産取得の4議案が追加提案され、いずれも原案通り可決して閉会した。
給与条例の改正で市長給料は現行96万9000円が、8%下がって89万2000円に、助役は現在不在だが現行76万3000円を、6%下げて71万8000円に、収入役は現行70万4000円を、6%下げて66万2000円とする。これにならって教育長給料も収入役と同じ額となる。実施は7月1日からで、合併で大仙市が誕生する来年3月までの9カ月間。
財産の取得は小型動力ポンプ付積載車11台の購入で、指名競争入札の結果3788万4000円で秋田市山王の猿田興行株式会社が落札した。
上程されていた条例案は内小友の総合公園内に管理棟を備えたテニスコート12面の整備が完了したことから、市内の既存コートを見直し、雄物川河川緑地運動公園のテニスコート2面の維持管理費など費用対効果を勘案して、廃止の手続きを取るもの。
04年度一般会計補正予算は1億750万4000円。補正後の累計額は168億255万6000円となる。補正による主な事業は市民課窓口をローカウンターとし、市民も椅子に座ったまま手続きを取れるようにするための窓口設置経費として122万円、追分会館の屋根補修工事と四ツ屋水呑場会館新築工事への補助金として505万円、県補助事業費の採択に伴い種苗交換会会場整備支援事業費として545万円、ねむのき駐車場改修工事費として3721万円、それに市道新設改良費として1533万円、四ツ屋小学校運動場整備及び前庭の工事費として9443万円など。
一方で一般会計からの繰り出しが求められていた下水道事業特別会計への7390万円が、厳しい地方財政から国が新たに創設した市債(市の借金)制度を活用することで一般会計からの繰り出しの必要がなくなったため、その分を減額補正した。
陳情・請願では▽寒冷地手当見直しに対する2件の陳情・請願を採択▽緊急雇用創出特別交付金事業の継続、改善を求めるなどは採択され、意見書として国に提出される。
議会が可決した意見書は▽山村の活性化と地球温暖化防止森林吸収源対策の推進を求める▽寒冷地手当の見直しに関する意見書2件=人事院は寒冷地手当の見直しを行う方針を固め、見直し案を明らかにしたが、寒冷積雪地の生活実態や地域の実情を顧みないものであり、地域経済に与える影響も大きいとして制度の維持を要請している▽緊急地域雇用創出特別交付金事業の継続、改善を求める意見書▽国の財政優先の「三位一体改革」でなく、地方分権のための地方税財政改革を進める意見書2件▽医師の偏在を解消し地域医療の確保を求める意見書の7件。
国の三位一体の改革に関する意見書は陳情を受けたものと議会独自の意見書として提出することにしたもの。議会の意見書では「平成16年度の国の予算編成は三位一体の改革名の下、地方交付税の大幅削減を行った。これは国の財政健全化方策に特化されたものであり、地方公共団体の行財政運営の実情を踏まえたものではない」と厳しく批判。その上で地方交付税総額を平成15年以前の水準以上を確保することなどを要求している。