園内は一面の紫のジュウタンのよう
スキー場のゴンドラも運行=山頂からの展望も最高(6月27日・日)
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千畑町の「ラベンダーまつり」が26日から始まった。初日は雨だったが、27日は晴れわたり大台野のラベンダー園には大勢の観光客が駆けつけ、交通整理の警備員がでるほどの賑わいとなった。
同町のラベンダーは1988年の「ふるさと創生事業」の一環として始まった。農家の協力を得て北海道と千葉県からラベンダーの苗を取り寄せ、減反の水田、山麓の畑で試験栽培。9品種の中から栽培のめどが立ったサキガケ、早咲き3号、オオムラサキの3品種を選び出して、株を増やしてきた。そして91年秋に大台野地区の牧草地をラベンダー園として造成し、93年から一般公開した。
面積は1.5ヘクタール。約2万株のラベンダーが栽培されている。ちょうど見ごろとなって園内はまるで紫のジュウタンを敷きつめたような雰囲気。訪れた人たちはその華麗な美しさとほのかに香るラベンダーの甘い香りに酔いしれている。
園への散策道には町特産品の販売やラベンダーアイス、そばやうどんを販売する食堂も開設されている。まつりは7月11日までで期間中はラベンダーの摘み取り(容器一杯300円)や畑屋うさぎふれあいコーナー(期間中の土日)、こぐまちゃん号の運行(期間中の日曜日)、そして開園期間中に撮影された作品による写真コンテストも行われる。
今年からはまつり期間中に千畑スキー場のゴンドラも運行されている。ゴンドラは全長2393メートル。今回の運行は、ラベンダーまつりに新しいイベントを加えたいとの町の要望にスキー場を経営する「コクド(本社・東京)」が応えた。
ゴンドラのある千畑スキー場はラベンダー園からは車で10分。真昼山系の黒沢大台山(833メートル)に位置し、天候に恵まれると仙北平野を一望できるほか、真昼岳、秋田駒ヶ岳、鳥海山などを望める。ゴンドラ山頂駅(810メートル)で下車して、山頂までの10分ほどの散策路を歩くと冬場には見られなかった雄大な景色が一望できる。
ゴンドラの営業時間は午前9時から午後4時半まで。料金は往復で大人(中学生以上)1000円、子供(小学生)500円。ただしラベンダー園の見学者には割引券(大人800円、子供400円)も配布する。割引券はラベンダー園の展望台下の受け付けでサービスする。