4方面に分散しての駐車を推奨へ
携帯電話、ラジオからの情報提供も(6月29日・火)
大曲花火渋滞対策検討会(秋田大学土木環境工学科講師・浜岡秀勝委員長)の第7回目の検討会が28日、市立大曲図書館で開かれた。検討会ではこれまで提案してきた様々な対策の実施に向けての承認を求めたもので、8月28日に開催される「第78回全国花火協議大会『大曲の花火』」に向けて対策を具体化させる。主な内容は今大会から市内に入って来る車両を道路別に4方面に振り分け、それぞれに設置される駐車場を利用するよう推奨するほか携帯電話や専用のホームページを設けての情報提供の充実などだ。
検討会は国交省湯沢河川道路事務所の主催で昨年11月に発足。道路管理者側として県仙北地域振興局建設部、大曲市建設交通部、日本道路公団横手管理事務所、そして市の花火大会関係職員と民間関係者、それに大曲署、東日本旅客鉄道、羽後交通社員など15人で構成されている。
これまでの検討結果を基に最終的な渋滞緩和対策として▽大曲市への流入車両を秋田自動車道大曲IC、国道13号秋田市方向と横手市方向、角館町方向からの国道105号の4方面ごとに振り分け、各方面ごとの駐車場を勧め、市街地に車が入らないようにする▽大曲ICを下りた車は国道105号と大曲西道路の2方向に分散化させる(ただし、大曲西道路は昼花火が始まる直前の午後4時50分から通行止めとなる)▽県境手前などで立て看板や横断幕で広域的な渋滞の告知─など。
このほか、今大会では「パーク&バスライド」を試験導入する。横手市の「秋田ふるさと村」の駐車場に車を止め、シャトルバスとJRを利用して花火会場に向かうものでモニター300人に試してもらう。
さらに花火当日、業務などで大曲市周辺の道路を利用するトラックドライバーが渋滞に巻き込まれないよう「迂回道路図」もチラシに印刷し、道の駅やコンビニ、ガソリンスタンドなどに配布する。また8月から大会当日までエフエム秋田と秋田放送ラジオを使って事前情報も流す。同時に東北6県23カ所にある電光掲示の道路情報板を活用して「大曲の花火」の渋滞を流すなどを確認した。
国交省湯沢河川道路事務所ではシュミレーションを実施した結果、これらの施策がうまく機能すれば渋滞時間は1割短縮されるという。ただ昨年の流入車両約6万4000台を基に試算したため流入車両が増えた場合は、渋滞が逆にひどくなる可能性もあるという。 このため大会終了後、施策効果を検証するため大会当日の交差点での交通量調査、走行速度調査、来場者やパーク&バスライド利用者からアンケートを取ることにした。いずれ今大会は駐車場の位置や交通規制も一部変更となるため交通規制図などを事前に入手し、ルートの検討が必要だ。
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