角館町観光協会

観光動向アンケートまとまる

観光客のトップは50代の男女、首都圏が39%占める(3月3日・水)

 角館町観光協会(田口宗良会長)では03年度に実施した「観光動向アンケート調査」結果をまとめた。調査は昨年11月1日と2日に町伝承館と3日から10日まで駅前蔵で実施した。合わせて500人の観光客から回答を得た。昨年は約240万人の観光客があった。

 調査結果によると同町の観光に訪れた年代層は男女とも50代がトップで3割を占め、続いて40代、60代だった。この中高年層だけで6割となった。また女性は20代と50代が多かった。訪れた人たちの87%は県外で、東京・関東が39%と圧倒的に多かった。続いて宮城県11%、東海・北陸と青森県が8%だった。

 また日程では日帰りが28%を占め、1泊は30%、2泊30%だったが、宿泊先は田沢湖町がトップで継いで岩手、角館町となっており、通過型の観光客が多かった。一方で同町を訪れた回数は初めてが56%だったが、2回目とか3回目などリピーターが44%を占め、角館観光の力強さを見せた。観光客の構成メンバーは「家族と」が最も多く45%、続いて「友人と」は29%、「職場の人」とは8%だった。昔のような団体客の訪問はなくなった。

 利用した交通機関は鉄道が半数近くを占め、続いてマイカーが35%だった。貸切りバスの利用はわずか9%と減っている。また同町を訪れた動機となったのは「雑誌・ガイドブックを観て」が昨年に続いて33%とトップを占め、「以前に来て」も25%と昨年よりも増えたと言う。リピーターが多くなっている証拠だ。

 また角館の印象については「街並み・景観が良かった」「町民の対応が良かった」「観光施設が良かった」と昨年同様の結果が出た。最後に求めた意見で良い点としては「サクラの時期にまた来たい」が多く、悪い点としては「駐車場が分かりにくい・不親切」があった。

 また課題や要望としては▽駐車場が少ない、狭い、場所が分かりにくい、案内が悪い▽武家屋敷通りを歩行者天国に▽武家屋敷から駅までの道が狭い▽トイレが少ない▽食事ところ喫茶店が少ない▽抱き返りの駐車場が不足、落石で危険などがあった。

 総論としては今回の調査結果でも▽首都圏の人が▽家族連れで▽比較的短い日程で▽JR、マイカーで来ている割合が多かったとしている。町観光協会では今後も調査を実施して各事業に活かしたいとしている。