一般質問を継続
景気低迷で税の不納、未済増加(3月10日・水)
大曲市の2月定例議会は10日、山崎栄一氏(新成会)が一般質問を行った。山崎氏は農業、大曲橋(通称・金谷橋)の架け替え工事の見通し、市税及び国保税の不納欠損額と収入未済額などについて質問。栗林次美市長及び当局は概要、次のように答えた。
◇米政策改革の行政の進め方は=今後の水田農業の指針は「消費者ニーズに即した需要用途に応じた米の供給」「大豆、野菜、花きの生産振興」「経営の組織化・法人化推進を中心とした担い手の確保」を柱とし、その推進は市を中心としながら市農業指導センターの活動の中で対応したい。
◇大曲橋について=県では国に対し、2億3000万円の事業要望をしたと聞いているが、国の内示を受けてないこともあり、事業費は未定の状態だ。内示を受け次第、地元説明会を開催し、協力を願う。
◇市税及び国保税の不納欠損額と収入未済額について=平成14年度決算で一般税の不納欠損額は約2475万円、国保税は約3664万円となっている。収入未済額も一般税が約2億4324万円、国保税は約2億6972万円となっている。特に固定資産税の収入未済額が増加している。数年前に倒産した個人経営の病院や大手スーパーの分がかなりのウエイトを占めている。
国保税は企業倒産やリストラで社会保険を離脱し、国保に加入してくる方がこの5年間で毎年200世帯、被保険者数にして300人程度ずつ増えている。失業後に課税されるため金額も大きく、納税意欲はあっても納められないという方が多い。市税の徴収は一度滞納となった場合、複数年の税が累積し高額となり、回復が困難なケースが多くなっている。
収納対策としては土曜、日曜、夜間しか相談に来られない場合は年3回特別納税相談窓口を開設して対応している。長引く景気の低迷で、税の納付環境は厳しい状況であり、新規の未納者の早期発見に努め、日掛け、週掛け、月掛けなど納税者に応じた分割納付の指導に重点を置きたい。