新作花火コレクション

全国から若手花火作家25人参加

20日夜に大曲市のファミリースキー場で開催(3月12日・金)

 全国の若手花火作家が夜空で競演する花火のまち大曲市ならではのイベント「新作花火コレクション2004」が20日午後6時半から大曲ファミリースキー場で開催される。NPO法人大曲花火倶楽部、新作花火コレクション2004実行委員会の主催で、今年で13回目となる。

 新作花火コレクションは北は北海道、南は九州までの全国から選抜された若手花火作家25人が、最新の花火の独創性を披露し、今年の花火大会の傾向を占う作品発表の場として始まった。使用する花火の玉は4号玉(4寸)10発、5号玉(5寸)5発の合わせて15発。この15発の組合せで一つのテーマを構成し、それをいかに表現するかが課題。4号、5号玉は全国的に最も多く打ち上げられる鑑賞用花火の大きさ。

 若手花火作家だけにプログラムに登場する花火のテーマも「パステルカラー散華(蛍の舞)」「世界に一つだけの花」「夜空のキャンパスに巨大ドミノ出現」などユニークなものが多い。

 競技の合間には大玉割物花火競演「ハーフタイム花火」がある。今回も「思い」や「願い」「感謝」などの気持ちを相手に伝えるプライベートな「メッセージ花火」を1発(7号玉)2万円で募集。25通の応募があった。フィナーレは「アテネオリンピック2004?オリンピック発祥の地ギリシャ賛歌」をテーマに打ち上げる。4つのシーンで構成し、最初のシーンは聖火点灯と聖火の5大陸リレー。シーン2では青と白の国ギリシャカラーを表現する。シーン3では遺跡の国の守護神「アテナ」を祭ったギリシャのシンボル「パルテノン神殿」を花火で描く。そしてシーン4では五輪マークとニッポン金メダルへの祈りを込めて「ヘラクレスがごとく力強く、メロスがごとくより速く!」をテーマに夜空を彩る。

 本県からは小松煙火工業(大曲市内小友)、大久保煙火製造所(六郷町)、北日本花火興業(神岡町)、和火屋(同)、大曲花火化学工業(大曲市四ツ屋)が出場する。

 審査員は紅屋青木煙火店代表取締役で日本煙火芸術協会理事の青木昭夫氏、県産業経済労働部資源エネルギー課主幹・佐藤則夫氏、西木村出身の作家・西木正明氏、FM東京パーソナリティーの小川もこ氏、ストーンオブジェデザイナーの高橋花緒瑠子氏、大曲花火倶楽部会長の賢木新悦氏の6人。

 まだ残雪のある会場での花火の打ち上げだが、年々、観光客も多くなって昨年は2万2000人の観客を動員した。主催者側ではファミリースキー場とその下の大曲西中、県立農業科学館、そして周辺の企業など15カ所約2500台分の駐車場は確保しているが、混み合うため車での来場は早めにしてほしいと呼びかける。