大曲市にも歩車分離信号機

総合庁舎と警察署入口の2カ所

歩行者信号4カ所がすべて青=歩行者保護へ(3月15日・月)

 大曲市上栄町の県総合庁舎入口の交差点と同市日の出町の大曲警察署前入口の交差点の2カ所の信号機が15日朝から「歩車分離式信号機」へと変更された。新しい信号機は車両用信号をすべて赤にすると同時に、4カ所の横断歩道の信号はすべて青となって横断させる。歩行者と車の通行を分離し、横断歩道での歩行者を巻き込む事故を防止しようと開発されたシステム。斜め横断はできない。

 この「歩車分離式信号機」は2000年の全国統計の結果、交通死亡事故のうち歩行者の占める割合が約3割に上り、その約2割が信号交差点の横断歩道やその付近の事故だったこと。さらに事故に遭った横断中の歩行者の約7割に違反がなかったなどから、弱者保護と歩行者の安全確保のため01年度から全国的に運用されはじめた。

 総合庁舎前と警察署入口の交差点は高校、小学校に近く、同市内では最も歩行者の多い交差点。このため大曲警察署ではその2カ所を選んで信号機の変更に踏み切った。ただ車両信号が青になって車が走っている間は、歩行者信号はすべて赤になっているため、間違って横断するとかえって危険だ。それだけに横断する際は「確実に歩行者信号機を確認してから渡ってもらいたい」と同署では注意する。