耳の不自由な方遠慮なく

大曲市で窓口に「耳マーク」掲示

難聴者が筆談などを求めやすい環境に(5月6日・木)

 大曲市役所は耳の不自由な市民の便を図りたいと6日から税務課、市民課、国保年金課、福祉事務所の窓口に「耳マーク」を掲示、難聴者が「筆談」を求めやすい環境とした。難聴者は外見上その障害が分かりにくく、本人自身が求めないと窓口職員も気づかないことが多い。筆談はこれまでも応じていたが、「耳マーク」を掲示することで、難聴者が筆談を申し出やすい環境となり、同時に職員も難聴への認識強化になると市。県内で実施しているのは横手市に次いで2例目。

 「耳マーク」は難聴者の社会参加を促進することを目的に社団法人日本難聴者・中途失調者団体連合会が制定した著作権を有する啓蒙用マーク。耳の不自由な方のために「呼ぶ時は手招きして下さい」「はっきりゆっくり話して下さい」「筆談して下さい」などの配慮を要求し、掲示する側もそうした配慮の用意があることを示す。

 マークは耳に音が入って来る様子を矢印で示し、一心に聞き取ろうとする姿を象徴したもの。市では「筆談はこれまでも応じてきたが、マークを掲示することで遠慮なく申し出る環境になると思う」と話す。いずれは福祉センターや保健センター、それに図書館にも掲示を広げたいとしている。