野鳥散策の鈴木さん

カワセミ、オオワシ、オシドリ‥‥

大曲市の産業展示館で写真展開催(5月7日・金)

 本紙に「野鳥散策」を掲載している神岡町北楢岡の鈴木三郎さん(日本野鳥の会会員)の「野鳥写真展」が7日から大曲市の産業展示館で始まった。鈴木さんは「野鳥の観察を始めて10年になる。日本野鳥の会にも入会し、毎月2回開催される探鳥会で鳥仲間と顔を合わせるのが楽しみだ。会員の中には野鳥歴20年、30年のベテランもいて私はまだ若僧といったところです」と謙遜する。

 写真展では本紙でも発表されたが、空飛ぶ宝石といわれる「カワセミ」や国の天然記念物である「オオワシ」、華麗な姿の「オシドリ」、南半球にしか生息しないはずの「コクチョウ」、絶滅を危惧されている「ハヤブサ」など14種類25点の作品が展示されている。

 いずれも鈴木さんの地盤とも言える雄物川と玉川の合流点付近を中心に観察し、撮影したものが多い。鈴木さんは「一年を通じて様々な鳥たちが現れては飛び立っている。晩秋に入り初雪がちらつく頃になると国の天然記念物に指定されているオジロワシやオオワシが飛来して来る。玉川のふ化場でふ化され、放流されたサケの稚魚が4年後に大きくなって玉川に戻って来るのがちょうどこの季節。ワシはそのことを知っているのでしょう。遠くロシアのカムチャッカ半島で繁殖し、私たちの住む直ぐ近くに飛来していたことは驚きです」と話す。そして「神宮寺嶽と姫神山を中心とする通称・西山一帯で、猛禽類のハヤブサとミサゴが毎年繁殖を続けていることは案外、知られてない。猛禽類が生息する地域は生態系のバランスが取れ、自然環境が良好に保たれている証。この故郷の自然をいつまでも大切に守り、将来に引き継いでいくのが私たちの責任ではないでしょうか」と呼びかける。

 写真はすべてビデオカメラで撮影。このため画像はやや粗いが鮮明さには変わりない。写真は大きさ約25センチ×19センチの大きさ。カラーコピーしたもの。写真展は30日まで。