市立大曲病院の除草作業請け負う(5月13日・木)
大曲市朝日町のNPO法人「大曲ふれあい会(佐藤龍彦理事長)」が運営する精神障害者施設「ふれあい作業所」では13日、市立大曲病院で除草作業を実施した。障害者雇用の一環として軽作業を有料で実施してもらったもので、病院としても初の試み。同作業所では20歳から55歳までの男女15人が週4日、軽い縫製作業の肩パット作りや菓子箱折り、それに自主作品として箸入れも作って市役所の売店、県仙北総合庁舎の売店、それに協力事業所である六郷町の黒丸菓子店や神岡町の「道の駅」で販売している。
この日は作業所に通っている15人のうち、7人とボランティアグループ「しゃぼん玉(吉村リメ子会長)」のメンバー5人、それに作業所のスタッフ2人の14人が病院を訪れた。病院の石橋良男事務長は「ご覧のように庭は雑草でいっぱいとなった。皆さんの力を借りてきれいにしてもらいたい。無理せず楽しくやって下さい」と歓迎。
一行はボランティアの人たちの指導を受けながら前庭、中庭に散って生い茂ったハルジオン、センダングサ、スギナなどの雑草を黙々と抜き取っていた。
ふれあい作業所は作業やグループ活動を通じて、仲間との触れ合いの中でより良い社会復帰を考えていく場所として国や県、大曲市からの補助を受けて設けられた。普段は屋内での軽作業が中心だが、屋外での作業は気分転換にもなると市立大曲病院からの仕事の依頼を喜んで受け入れた。今後は双方で話し合って月1回程度のサイクルで作業を実施したいとしている。
ふれあい作業所は精神科に通院していて大曲保健所管内に居住し、「職場や学校に通う自信がない」「仕事についても長続きしない」「話し相手や友だちがほしいが人付き合いがうまくいかない」「憩いとくつろぎ、安らぎがほしい」などの人が入所対象となっている。
月、火、木、金の週4日で午前9時から午後3時までの日課。研修旅行やクリスマス会などのレクレーションもある。問い合わせは0187─63─0265。施設長は伊藤和夫さん。