青少年育成大曲市民会議総会

大曲中学校生徒会を表彰

薬物乱用防止キャンぺーンの実施などを決める(5月18日・火)

 青少年育成大曲市民会議定例総会(太田欣次郎会長)が18日、グランドパレス川端で開かれた。総会には会員約50人が出席、始めにアルミ缶やプルタブ集めに力を入れ、その益金で老人福祉施設に車いすを寄贈するなど福祉と環境保護活動をしている大曲中学校生徒会に太田会長が表彰した。

 来賓として招かれた栗林次美市長は「青少年の非行は低年齢化の傾向にあるが、そうした子どもたちの問題には、親や大人の言動や姿勢、社会のあり方が反映している。子どもたちが伸び伸びと健やかに育つような環境を整えるのは親はもちろん、大人の責任だ」と訴えた。大曲警察署の萩原勲生活安全課長も最近、携帯電話の出会い系サイトで知り合った女子高校生を相手に児童買春した男が逮捕されたことなどを報告しながら、「インターネットや携帯電話の普及で便利な社会になったが、一方でそれを利用して少女を食いものにしようとする大人もいる。親が子どもの行動を見て見ぬふりをしている状況もある。子どもたちの健全な育成には親を含めた社会全体が連携を取って守らなければならない」と警鐘を鳴らした。

 総会では今年度の事業計画として「少年の薬物乱用防止キャンぺーン」の実施や「自転車危険走行防止キャンペーン」「図書類自動販売機の一斉総点検」の実施、「高校生を社会へ送る研修講座」の開催などを決めた。また9月下旬に「第32回大曲市青少年健全育成推進集会」を開くことにした。

 最後に岩手県二戸市の会社役員で元岩手大学農学部非常勤講師の小松宏氏が「家族の絆に感謝」と題して講演した。小松氏は亡くなった母の思い出などを語りながら、「生かしてもらっているという感謝のきもちを常に忘れてはならない」などと訴えた。