神岡町の大浦沼周辺
サワオグルマの群生で、黄色いジュウタンに(5月20日・木)
神岡町神宮寺の大浦沼に隣接する湿地帯と休耕田が今、一面の黄色い花たちの〃宿〃となっている。「サワオグルマ」が群生しているもので、まるで黄色いジュウタンを敷きつめたような光景だ。
サワオグルマはキク科の多年草。花は3〜4センチの大きさで、茎の長さは50センチほど。花の形が車輪のように見えることから「小車」の名が付けられ、生える場所が湿地帯のため「沢小車」と呼ばれるようになった。本州から沖縄にかけて広く見られるが、田んぼのような広い面積に群生するのは珍しいという。
群生地は数カ所に分布しているが、面積にして40アールほど。黄色い花の宿を背にして農作業をしていた農家の主婦は「心和む思いです」と顔をほころばせた。休耕し始めた4〜5年前から咲き出し、面積が次第に広がったと言う。大浦沼は雄物川の残存湖で、野鳥の生息地としても知られている。