03年の契約高は2億400万円と過去最高に
来年からは大仙市シルバー人材センターへと一本化(5月28日・金)
大曲市シルバー人材センターの総会が28日、グランドパレス川端で開かれた。高齢者が就業の機会を持って、地域社会の一員として生きがいを持てる社会を目指して1989年に設立された同センター。当初は会員365人でスタートし、年間の仕事の契約高は3500万円だった。それが03年度の契約高は前年度に比較して2426万円(13.5%)伸びて、2億469万3000円となった。会員481人で、一人当たり年間90日就業し、38万4000円平均の収入を得るというシルバーパワーを発揮した。
総会には約140人が出席。齋藤充雄理事長は「昨年度の契約高は2億400万円となり、これまで一番の金額となった。これもシルバー人材センターへの理解が深まったおかげであり、皆さんも良く働いてくれると地域の人たちの信頼が高まったおかげだ」とお礼を述べた。同時に齋藤理事長は大曲市シルバー人材センターとしての総会は今年が最後であり、来年3月の市町村合併で同センターは新しく誕生する「大仙市」のシルバー人材センターになることも報告した。
しかし、合併で7町村のシルバー人材センターと一緒になって会員は1200人と増えるが、国と市からの補助金は200万円しかアップしないため、7町村の担当職員の人件費をどうするかという新しい問題も抱えることになる。
来賓として招かれた栗林次美市長も「合併後のシルバー人材センターをどう運営していくか事務作業で詰めなければならない問題があり、しっかりとその内容を詰めたい」と述べた。
481人の会員のうち60歳未満は8人で、60歳から69歳が259人、70歳以上が214人となっている。男女とも平均年齢は69歳で、男性会員の最高年齢は90歳、女性は86歳。会員の請け負う仕事は高校の部活動で使うマイクロバスを使っての送迎もあれば、一般家庭の庭木の手入れや大工仕事、店舗の留守番、あるいは水道メーターの検針や夜警など公共企業からの受注も多い。また高齢世帯の掃除などの仕事もある。働けるうちは働きたいとする高齢者にとって仕事があるのは大きな生きがいとなっている。
総会では今年の事業計画として冬期にも仕事が可能な掛け軸の表装や刃物研ぎといった独自の事業を検討することにしたほか、造園や内装、介護、障子・ふすま張り、網戸張りなどの技能講習会を開くことを決めた。また、親睦旅行の実施、グランドゴルフ大会の開催なども計画した。また役員改選も行われた。
役員は次の通り。
▽理事長=齋藤充雄(再)▽副理事長=川村良征(再)▽理事=渡辺次男(再)、石川久治(再)、齋藤誠助(再)、高橋義則(新)、金子継夫(新)、大友鋼三(再)、西村正雄(再)、佐々木良助(再)、小山幸蔵(再)、小松和夫(再)、小杉悦子(再)、富樫タツエ(再)、富樫貞子(再)▽監事=西村重雄(再)、藤原庫治(再)