寝たきりにならないためにと
女性11人がペアーレでトレーニング(11月2日・火)
大曲市保健センター主催の「転倒予防教室」が2日から社会保険健康センター「ペアーレ」で始まった。転倒で寝たきりの生活にならないような体力をつけようと01年から保健センターが骨検診で「要指導」となった女性を対象に教室を開いているもの。
40歳以上が対象だが、今回は55歳から65歳を中心に11人が参加した。これまでは保健センターを会場に教室を開いてきたが、より効果的な講座にしようと本格的なトレーニングマシーンと健康運動指導士の資格を持っている渡部真吉さん(24)が常駐しているペアーレへと会場を変えた。
保健センターの冨岡美津子所長は「日本人の寝たきりの原因の第1は脳卒中で、第2は骨折。中でも女性は男性に比べ骨折の原因になる骨粗鬆症の方が多い」と注意していた。 参加者たちは保健センターから万歩計と夜間の散歩用にと蛍光反射板のプレゼントを受けた後、体重や体脂肪、血圧測定で健康をチェック。そして渡部さんの指導でタオルを使っての柔軟体操で体をほぐし、それから握力や閉眼片足立ち、エアロバイクでの持久力、バランステストを行って一人ひとりの基礎体力の記録を取った。
渡部さんは「今日はまず皆さんの体力を測定し、2回目以降からマシーンを使っての筋力トレーニングやダンベル体操、ストレッチなどで体を鍛え、全身を引き締めるトレーニングをしたい」と話す。そして「散歩も大切な運動だが、できれば砂利道などデコボコした所を選んで歩くと体のバランス感覚を養い、転倒防止となる」と助言していた。
参加者の久米恵子さん(55)=藤木=は「骨粗鬆症の検診を受けたら要注意だった。まだ元気だが家には80歳を超える姑(しゅうと)さんが2人いるので介護の心配もあるし、とにかく自分の健康のため参加した」と体力測定を受けていた。
教室は12月21日まで8回開かれるが、保健センターでは最終日には再び体力を測定し、トレーニングの効果を調べたいとしている。