収穫の秋を喜ぶ更生園祭
芸達者ぶりも披露、園内は大賑わい(11月4日・木)
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大曲市角間川町の角間川更生園(佐藤仁志園長)の更生園祭が3日、同園で賑やかに開催された。同更生園は大曲仙北広域市町村圏組合が運営している知的障害者施設。18歳から73歳の男女60人が、農作業や軽作業などを通じて社会での一人立ちを目指して訓練生活をしている。
更生園祭はその利用者と家族、職員、それに地域の人たちが一体となって収穫の秋を楽しんでもらいたいと毎年開いているもので今年で24回目。園内では利用者が作った農産物の展示即売や角間川、藤木両保育園の絵画展、利用者の作品展、それに地元で銀とガラスの工房を経営している「あんだんて」の展示即売会などが開かれた。またリサイクルショップや模擬店も開かれ、NPO法人障がい者自立生活センター「ほっと大仙」の駄菓子屋「ほっぺ」も店を出して交流した。リサイクルショップは利用者の家族が品物を提供したもので、売り上げの益金は新潟県中越地震の被災者への見舞金とした。
体育館では「『感動!』ともにわかちあおう」をテーマにした演芸発表もあった。日本基督教大曲教会で活動しているビッグウェブゴスペルクワイヤの13人が出演、息の合った歌で聴衆を喜ばせた。
一方、利用者5人と職員4人による演芸発表は会場を沸かせた。スナックを舞台に「感動」をテーマにしたおしゃべりと歌のショーで、花嫁・花婿姿となった利用者が「てんとう虫のサンバ」を歌ったり、新宿コマ劇場のコロッケショーで覚えた淡谷のり子の物真似で三波春男の「チャンチキオケサ」を歌うなど芸達者を見せた。最後は最も歌が得意だという佐々木雅之さん(27)が氷川きよしの「白雲の城」を名調子で歌って体育館を埋めた観衆の感動を呼んだ。職員たちは「一カ月前からコツコツと利用者と練習した成果があった」とお客さんの反響の良さに喜んでいた。
午後からは美郷町在住のタレント、ブラボー中谷さんがボランティア出演。ユーモアたっぷりのおしゃべりと見事な手品を披露。人気の中谷さんが来るとあって、同園には午前中、問い合わせの電話が何度もあった。その中谷さんの手品が始まると体育館は立ち見席が出るほどの盛況さで、笑いの渦となった。