創立20周年を迎える
3流派の会員らが集まって祝賀会(11月4日・木)
大曲市茶道連盟(板先宗萠会長)の20周年祝賀会が3日夜、グランドパレス川端で開かれた。茶道連盟は裏千家流、玉川遠州流、宗?流の3流派で構成され、産業展示館を会場に年6回お茶会を開いて市民と交流、茶道の普及に努めている。
29日から始まった第127回秋田県種苗交換会では、同展示館を会場に3流派が交代で3日間にわたってお茶会を開催。展示館では市制50周年を記念して日本を代表する写真家・木村伊衛兵氏(故人)が戦後間もない大曲市の農村で撮った写真や大野源二郎氏の懐かしい大曲の写真などが展示され、多くの人が訪れた。茶会ではその人たちを席に招いてもてなし、喜ばれた。
祝賀会には栗林次美市長、笹元嘉辰教育長ら来賓と会員合わせ70人が出席。僧職の板先会長は「父親がお茶をやっていたことからお茶もいいものだと茶道を学んだが、戦中は学徒出陣でお茶もやれなかった」と思い出を語り、唐の文化人が茶の道は「遊に非ず芸に非ず法楽に非ず。一味清浄にして法喜禅悦の境地なりと言ったものだ」とその道の奥の深さを諭していた。
栗林市長は「交換会はお陰さまで大変な人出となった」とお茶会を開いてもらった連盟に礼を述べ、「日本文化の根源である茶の湯がこのような形で地域に広がっていることに感謝したい。大曲は音楽をはじめ絵、お茶、華道と様々な文化活動があり、文化のまちとして高く評価されている」と祝った。
祝賀会に入るとそれぞれの社中の人たちは「流派が違うと交流がないものだけど、連盟のお陰で別な流派の人たちとも交流を楽しめ、お茶の勉強の励みにもなります」と話していた。