秋田県種苗交換会が閉幕

期間中の人出は105万人

消費者と生産者の信頼を築く場だったと閉会式(11月4日・木)

  大曲市を会場に先月29日から開かれていた「第127回秋田県種苗交換会」が4日正午で幕を閉じた。主催したJA秋田中央会では期間中の人出は105万人と発表した。大曲市が会場となったのは11年ぶり、12回目。前回は94万7000人だったが、交換会協賛事務局では「大曲市としては最後の交換会であり、観覧客は100万人突破を目指したい」と目標を掲げたが、それを無事達成した。

  開会初日は澄みきった青空が広がり、7万人の人出となった。しかし、翌日から天気はやや下り坂となったが、雨も一時的なもので収まり県内外から観光バスが次々と会場入りした。30日の土曜日は25万人、そして31日は29万人と最高の人出を記録。後半は雨模様の天気が続いたが、10万台の人出を維持し、3日の休日は18万人となって記録を押し上げ、最終日も午前中で3万人の人出となった。

  午後1時から市民会館で行われた交換会の「褒賞授与並びに閉会式」で菅原稔中央会長は「県内外から多くの皆さまの観覧があり、食と農への理解、そして消費者と生産者が信頼を築く場となった」と成功を祝い、主会場の市民体育館に展示された農産物は不順な天候や台風被害で戦後初めて出品数が2000点を切り8部門で1976点だったが、「優れたものが多数出品され、本県農業の技術力の高さを示し、勇気を与えてくれた」と農家の人たちの努力をたたえた。

  続いて栗林次美市長は「期間中は後半雨模様の日が多く、天候には恵まれなかったが、多くの人が足を運び、盛会りに終了することができた。この交換会が本県農業のシンボルとして消費者にも魅力ある農業の確立に向け発展することを祈りたい」と述べた。最後に県農業試験場長の藤田佳克審査長が農産物審査報告をし、受賞者の表彰が行われた。