56班編成を36班編成に再編
ポンプ付き積載車を導入、消防機動力高める(11月8日・月)
大曲市消防団(間瀬堅一団長)では今年4月1日に機構改革を行い、8分団56班編成だった消防団を8分団30班へと再編し、班によって団員の数がまちまちだったのを均衡あるものにした。また部長、副部長制度も設け、団員の責任感を高めた。再編を機に団員の活動服も更新、そしてより機動力のある消防団にしようと小型動力ポンプ付き積載車11台を導入、7日、その車の披露と安全祈願を兼ねた発団式が市民会館前で行われた。
導入した積載車は小回りのきく軽四輪駆動車をベースにしたデッキバンタイプボディの4人乗り。ポンプを積んだ状態で消火活動ができる。これまでの火災出動は団員が持っている軽トラックにポンプを積んで現場に走っていた。今度は赤色回転灯やサイレンも付いた緊急自動車として現場に駆けつけられる。車内にはバールやハシゴ、無線受信機なども装備され、消防としての機動力が一気に高まった。ポンプ積載などの改造費もかかって1台当たり395万円となった。このほか格納庫なども造った。
発団式には栗林次美市長をはじめ市議会議員、そして大曲消防署員や市消防団員ら約200人が出席。神事で安全を祈願し、くす玉を割った。栗林市長は「大曲市消防団も発足以来50年を迎えた。社会環境も大きく変わり、道路網も整備され、消防団も機動力が求められてきた。このため市内全域にポンプ積載車を配備し、災害発生時の初動体制の強化を図った」と述べ、団員を励ました。
各分団の団員はこれから火災時には「緊急車」として走らせるため、運転の訓練などを積んでいるという。この日は発団式が終わると11台のポンプ車を駆動させて一斉放水でよりたくましくなった消防の機動力を見せていた。
広域消防本部では大曲市の消防団の定員は430人だが、現在は395人と定員割れしている状態で、団員を募集している。希望者は消防本部か地域の消防団幹部へ。