美郷町で初議会

初代の正副議長を決める

議長は旧千畑の後松氏、副議長は旧仙南の伊藤氏(11月10日・水)

  合併後初の美郷町臨時議会が10日午前10時から千畑庁舎大会議室で開かれ、正副議長など議会人事と議員提出の町議会委員会条例、会議規則、議会事務局設置条例など発議案5件を原案通り可決したほか、暫定予算など専決処分7件を承認した。議会は明日11日まで開かれ、美郷町役場の位置を定める条例など専決処分154件の承認、特別会計暫定予算など19件の専決処分の承認を求める。

  同町議会は05年9月末まで旧3町村48人の議員が在任特例で認められ、この日はその全議員が出席した。議場はテーブルといすを並べただけのものだった。初議会とあって最初に議会事務局長が、藤嶋長右エ門町長職務代理者及び教育委員長、教育長、総務課長ら幹部職員を紹介、それから藤嶋町長職務代理者が「責任の重さを痛感しているが、速やかに新町長にバトンタッチされるよう、議員各位の協力を願いたい」と招集のあいさつをした。

  そして議員の最高齢者が仮議長となって議長の選出方法を提案。議員の発議で議長は投票で選ぶことが決定した。議員全員による単記実名での投票の結果、投票48票のうち有効が47票で、後松一成氏(旧千畑町議会議長)23票、高橋久男氏(旧六郷町議会)21票、泉美和子氏(同・共産党)3票で、後松氏が選ばれた。

  休憩を挟んでの本会議で議席を指定し、会期を11日までの2日間とした後、副議長も選挙での投票となった。その結果、有効投票は46票で伊藤光明氏(旧仙南村議会議長)22票、高橋猛氏(旧千畑町議会)21票、武藤健氏(旧六郷町議会・共産党)3票で、伊藤氏が副議長に選ばれた。

  初代議長となった後松氏は「住民の理解を得て美郷町を誕生させたのであり、住民の声を良く聞き、見通しの良い町政運営に努めたい。住民に心配をかけず町内外から羨望されるような議会運営で安全、安心のある行政を心がけ、均衡ある発展に努めたい」と抱負を語った。議員の任期は05年9月末までで、改選後の議会定数は22となる。
 
 
後松一成議長
伊藤光明副議長

  後松一成議長=1930年5月4日生まれ。旧千畑町議として通算8期当選。その間、教育民生常任委員会副委員長、産業経済常任副委員長、建設常任委員会長などを経て1998年から議長に就任。自宅は美郷町本堂城回字後町。農業。

  伊藤光明副議長=1937年1月10日生まれ。旧仙南村議として連続6期当選。産業建設副委員長、教育民生副委員長、総務委員長、議会運営委員長などを経て01年9月、村議長に就任。自宅は美郷町天神堂字耳取。農業。

  美郷町議会各常任委員会の委員は次の通り。◎は委員長、○は副委員長。

  ◇総務常任委員会=◎吉野久、○大久保伸一、福田守、佐々木順吉、鈴木一、村田薫、谷屋誠市、小田長輝一、武藤威、泉美和子、山田鐵之助、藤田亥左夫、中村美智男、戸沢藤一、佐藤時夫、杉澤隆一

  ◇教育民生常任委員会=◎伊藤福章、○高橋福松、中村利昭、戸澤勉、熊谷良夫、森元利漠、森元淑雄、武藤健、永井久雄、熊谷隆一、佐々木正、佐藤倉一、深沢義一、半田秀雄、竹村由広、後松一成

  ◇産業建設常任委員会=◎泉繁夫、○高橋正治、煙山多三郎、小西文男、田口繁男、高橋猛、久米章弘、高橋隆治、泉谷理毅男、齋藤新一郎、若畑文英、高橋久男、斉藤正衛、澁谷俊二、飛澤龍右エ門、伊藤光明

  ◇議会運営委員会=◎熊谷良夫、○齋藤新一郎、煙山多三郎、高橋隆治、泉美和子、高橋福松、佐々木正、杉澤隆一、半田秀雄

  ◇議会広報委員会=◎村田薫、○久米章弘、谷屋誠市、田口繁男、中村利昭、戸澤勉、武藤健、熊谷隆一、深沢義一