ライオンズクラブの例会で講演(11月19日・金)
本紙に「野鳥散策」を連載している神岡町北楢岡の鈴木三郎さん(日本野鳥の会会員)は18日夜、大曲市のグランドパレス川端で開かれた大曲ライオンズクラブと仙南雁の里ライオンズクラブ、大曲テンダーライオンズクラブの合同例会で「めずらしい鳥たちの来訪」と題して講演した。
合同例会には約100人の会員が出席。鈴木さんは例会終了後、野鳥をライフワークに撮影したビデオを上映しながら、その生態を説明した。最初は今年1月に雄物川流域で見つけた国の天然記念物指定のオオワシの映像を見せた。「北海道に行かなければ撮れないと思っていたオオワシが、大曲で撮れたんです」とサケを捕らえて食べている様子をビデオで見せながら「警戒心の強いオオワシはこうして食べながらも常に首を左右に振って危険が近づいて来ないか警戒してます」と紹介した。「翼を広げると2メートル40センチにもなります」。大きさを説明すると会場からは「エーッ」と驚きの声も挙がった。
さらに国内では野鳥として生息しているはずがないコクチョウを今年2月に大曲市の玉川で写したビデオを紹介しながら「生息地はオーストラリア南部で、北半球への渡りはありません。人を怖がらず近づいて来るし、おそらく動物園や公園で飼われていたのが逃げ出したのかもしれません」と鈴木さん。
さらにマガン、フクロウ、ハヤブサ、美しいカワセミなどの映像を見せながら「野鳥の撮影は夜明け後2時間がチャンス。動物の習性を知らないと映像も中々、撮れない」と語った。そして「大曲市蛭川で繁殖しているハヤブサなど貴重な野鳥たちが、安心して生息できる環境をいつまでも維持してもらいたい」と訴えていた。ライオンズクラブ会員たちは「珍しい野鳥の生態を見せてもらいとても勉強になった」と喜んでいた。