大曲市の佐々木喜惠治さん
入れ歯なし、毎日100メートルを3往復の散歩も(11月20日・土)
大曲市は19日で満100歳を迎えた白金町6の5、佐々木喜惠治さん宅を訪れ、祝い金30万円を贈呈した。栗林次美市長、佐藤清福祉保健部長、深谷和久福祉事務所長が訪れて、お祝いを述べた。また県からも知事代理として小野隆仙北福祉事務所長らが訪れ、記念の時計と家族へ賞詞を贈った。
佐々木さんは旧花館村に勤務後、同村長を務め、合併後に大曲市の総務課長、収入役などを歴任している。100歳になった今も健康状態は良好で、入れ歯は一本もなく、毎日100メートルほどの距離を3往復の散歩をしている。
栗林市長らが訪れると茶色のスーツにネクタイ姿で「良く来てくれました」と迎えた。そして栗林市長が「おめでとうございます。長寿祝い金です」と手渡すと「大変、ご迷惑をかけて本当にありがとうございました」とハッキリした言葉でお礼を述べた。子ども8人に恵まれたが、2人は亡くなった。今は妻のタツヱさん(92)と二人暮らし。タツヱさんは車いすを使用しており、食事は向かいに住んでいる3男の勉さん(65)夫妻が面倒を見ている。また日中は介護保険を使ってホームヘルパーが二人の世話をしている。
佐々木さん自身は身の回りのことは時間がかかっても一人でやるほど元気。100歳になっても入れ歯が一本もないのは「すごいことだ」と歯医者さんも驚く。しかも昨年は白内障で目の手術を受けた。その時の医師も99歳の患者を手術したのは初めてと話す。佐々木さんはその目の病気も克服し毎日、新聞はメガネなしで読んでいる。そして日記も欠かさないで書いている。お祝いに駆けつけた人たちは「耳は少し遠いが、とても100歳とは思えない」とそのかくしゃくとした元気さに驚いた。
食べ物の好き嫌いもなく、「何でもおいしく食べれる」と佐々木さん。特に趣味はないが、「体に無理をかけず普通に生活して来れたのが長寿の秘訣ではないか」と答えた。
同市の100歳長寿祝い金制度は1981年から始まって23年になった。祝い金を受けるのは佐々木さんで21人目となる。現在、最高齢者は四ツ屋の伊藤ノエさんで101歳。