大仙市長選に向けて

元大曲市助役・高野氏

後援会事務所開き=住民が主役のまちづくりを強調(11月22日・月)

  市町村合併で来年3月22日に誕生する「大仙市」初の市長選に向けて出馬表明している元大曲市助役・高野昭次氏(55)=中通町・会社役員=の後援会事務所(旧仙北酒販・佐野町)の事務所開きが21日午前10時半からあった。約400人が詰めかけた中で高野氏は「合併はゴールでなく新たなまちづくりのスタートであり、最初のスタートが大事だ。新しい市民が夢と希望の持てる大仙市にしなければならない。そのためにも市民と市長、市議会と市民、市議会と市長、それぞれが信頼と合意の関係を築くことが欠かせない。そして合併協議会で決められた行政サービスを確保していくためにも新しい市における財政計画はしっかりと固めていかなければならない。さらに食料供給基地の形成や心豊かな福祉のまちづくり、大仙市31小学校を単位とする住民が主役のまちづくりを達成していくためにも懸命に取り組んでいく」と決意表明した。

  事務所開きは神事で行われた。高野氏の出身地である神岡町の今野正彬町長、南外村の田口宏暢村長、それに大曲市、神岡町、中仙町、南外村、協和町の議長と議員有志らが来賓席に座った。また高野氏の個人的な支持者や市役所OBらも多数、詰めかけた。

  高野氏と同郷で後援会長の医師・中島規道氏(佐野町)は「何とか高野さんを大仙市の市長にさせたいとたくさんの人が来てくれたことに感謝したい。昨年の大曲市長選よりも雰囲気を盛り上げ、高野さんの大仙市長誕生に向けて風を吹かせてもらいたい」と檄を飛ばした。

  続いて金田勝年参院議員の龍子婦人が「新しい大仙市という大世帯をまとめていけるのは高野さん以外にないと主人も言っている。地方財政は厳しく、生き残りをかけていくには高い識見と信頼のある高野さん以外にない。大仙市は交通の要衝であり、いろんな可能性を秘めている」と支持を訴えた。さらに田口南外村長と小松重文中仙町議長が応援のあいさつをして締めくくった。

  高野氏は10月27日に記者会見を開いて大仙市長選への出馬を正式に表明。そして神岡町と隣接する南外村を中心に出馬に向けたあいさつ回りを精力的にこなし、現在は西仙北町から協和町へと足を向けているという。

  今のところ出馬に向けた動きは高野氏だけだが、栗林次美大曲市長(56)=栄町=後援会も栗林氏を大仙市長選に擁立して来るのはほぼ間違いない。その栗林氏は先月から各種団体との市長懇談会を開催している。これまで青年会議所や連合秋田大曲地域協議会、大曲市老人クラブ連合会、大曲商工会議所、建設業協会などの団体代表と会って、市政に向けた要望や意見交換をしている。

  昨年10月の市長選で初当選した栗林氏は「市民の声を行政に反映させたい」と除雪市民会議や市町村合併市民懇談会などを開催。今回の各種団体との懇談会もその一連の流れとしている。

  大仙市は大曲市、神岡町、西仙北町、中仙町、協和町、南外村、仙北町、太田町の8市町村の合併で誕生する。