美郷町で交通死亡事故

歯止めかからぬ死亡事故

75歳の男性運転の車と大型トラックが衝突(11月22日・月)

  交通死亡事故抑止に歯止め掛からず─。75歳の高齢者ドライバーが即死。22日午後3時40分ごろ、美郷町金沢西根字中町田の町道で、同町天神堂字潟尻、運転手・梅川悟さん(52)運転の大型トラックと大曲市大曲字相野4の1、無職・藤谷龍一郎さん(75)運転の軽四輪乗用車(ワンボックスカー)が衝突、藤谷さんは多臓器損傷で収容先の病院で午後4時20分、死亡が確認された。ほぼ即死状態だった。

  大曲署の調べでは梅川さんが飯詰方向から横手方向へ進行中、交差点左側から走ってきた藤谷さんの車を発見、急ブレーキをかけたが間に合わず側面に衝突した。車は大破し、スクラップ状態となった。

  梅川さんが業務中の運転。藤谷さんの通行目的は捜査中。現場は十字路交差点で藤谷さんの側には一時停止の標識があった。藤谷さんが一時停止しないで交差点に入った可能性もあると同署で調べている。

  同署管内では14日に協和町で75歳の男性が運転する軽のワンボックスカーが前から走ってきた普通トラックに接触、さらに進行方向右側の防雪柵に衝突して死亡したほか、19日夕方には太田町の町道で、手押し車を押して歩いていた83歳の女性が18歳の女性店員運転の乗用車にはねられ、死亡している。

  一方、県内では1日に増田署で50代の女性が運転する車にはねられ80代の女性が死亡したのをはじめ、19日までに11件11人が亡くなっている。このため県警では交通死亡事故多発警報を発令。しかし、さらに死亡事故が続いたため県は21日、寺田典城知事による初めての「交通死亡事故多発非常事態宣言」を発令、県を挙げて事故抑制に向けて動きだしたばかりだった。大曲署では20日に「交通死亡事故抑止緊急対策会議」を開いてパトロールの強化や街頭指導に力を入れているが、歯止めの掛からない死亡事故発生に「なぜだ!」と困惑を深めている。