大曲市で市民除雪会議

「思いやりのある除雪を」の声も

モデル地区を指定し「除雪デー」を実施(11月26日・金)

  大曲市の今冬の除排雪を話し合う「市民除雪会議」が25日、市役所で開かれた。会議には消雪施設代表者や各地区民生児童委員、PTA関係などから選ばれた委員18人のうち10人と栗林次美市長をはじめ土木課長らが出席した。そして市から本年度の除雪計画とモデル地区を指定して初めて取り組む「除雪デー」の実施計画が説明された。

  同会議は「雪で悩まなくても済むようにしたい」と市民サービスの向上を目指したいとする栗林市長の提案で昨シーズンから開催されている。この日示された除雪計画では市が管理する道路は約643キロで、そのうち機械除雪が約390キロ。消雪パイプは201カ所で約29キロ、流雪溝は47カ所で約15キロとなっており、これらを合わせた除雪率は65%となっている。残りの35%の道路は田んぼの中の道路などで普段は使われない。

  除雪計画では新たな対策として▽交差点及び消雪パイプとの段差を解消するため、市単独の緊急雇用対策事業による作業と今冬から導入するホイール式ショベル1台で早急な対応を図る▽町内会長や地域代表者と協議の上、権利者の了解を得て雪捨て場、雪寄せ場を確保し、地域ぐるみの除排雪の推進を図る▽雪寄せ場が少なく雪処理に苦慮している市街地の代表者と作業日程、区域などを協議し、排雪モデル地区に指定し、除排雪計画に反映させるとの説明があった。

  除雪デーの実施は積雪が1メートル近くになり生活に支障がきたす状態となった時に市と地域住民が一体となって除排雪するもの。日の出町、白金町、若竹町、朝日町の住宅街からモデル地区を選定し、市がトラックや除雪機械を確保、住民はスコップやスノーダンプなどを用意し、総出で雪を取り除くと言うもの。会議では多くの住民に参加してもらうため、休日の午前8時ごろから1時間程度の作業をしたいと報告があった。

  委員からは「市中心部と農村部とでは除雪に技術的な差がある」とオペレーターの指導強化を求める意見や「必要なら引き返してでも除雪をやり直す思いやりもほしい」との要望があった。