大曲市内小友小学校

祖父母参観と収穫感謝祭

お手玉やメンコ=昔の遊びを楽しむ(11月26日・金)

 
おばあちゃんの指導であやとりを楽しむ子どもたち。
大正琴を演奏する内小友小の子どもたち。

  大曲市内小友小学校(藤嶋暢男校長・児童数130人)で26日、祖父母参観(3世代交流)と収穫感謝祭が開かれた。地域の人たちと共に昔の遊びを通じて故郷の良さを見つめ、餅つきで収穫の喜びを味わおうと3年前から始めた。3世代交流はそれまで内小友公民館が主催していたが、学校の方が集まりやすいと公民館からの依頼もあって学校行事とした。

  おじいさん、おばあさん、それに子どもたちの親も合わせて200人ほどが学校を訪れた。学校では「風車作り」「お手玉・メンコ・けん玉遊び」「縄ない」「こま回し・あやとり・まりつき」「パラシュート作り」など7つの体験コースを設け、お年寄りとの交流を図った。縄ないやお手玉、こま回し、あやとりなどはおじいさん、おばあさんたちの得意なところ。子どものころを思い出しながら遊びの技を披露し、孫との交流を楽しんでいた。

  そして遊びを終えると全員が体育館に集合。藤嶋校長は「子どもたちはおじいさん、おばあさんたちと楽しいひと時を過ごさせてもらった。このごろは殺伐とした事件が多く、心痛む日が多いが、内小友小の子どもたちは皆さんたちのお陰で素直にスクスクと元気に育っている」とお礼を述べた。

  ステージでは内小友公民館を会場に活動している大人の大正琴グループ「琴友会」の会員7人と子どもキッズクラブ会員8人が合同で琴の演奏を披露した。それぞれ木曜日と土曜日に公民館で練習しているもので、「トンボのメガネ」と「ドングリコロコロ」や「荒城の月」の3曲を演奏。美しい琴の音に感動したおじいさん、おばあさんたちは盛んに拍手を送っていた。

  終わると3年生の児童22人がコメを勉強した成果を発表。日本中で作られているコメの種類を地図に描き、「群馬県はコロピカリという名のコメを作ってます。カミナリのような名前ですね」「熊本県では森のくまさんというかわいい名前のコメも作ってます」と報告。さらにコメの人気ランキングではコシヒカリがトップで、2位はひとめぼれ、3位はヒノヒカリで、「あきたこまち」は4位だとも報告した。そして「新潟で作っているコシヒカリは新潟県中越地震の被害で来年の作付けが心配です」と子どもたちは訴えた。

  会場にはウス6個が用意され、おじいさん、おばあさんたち、それにお父さん、お母さんたちも参加しての餅つきが始まった。約5アールの学校田で育てたモチコメを9月に子どもたちが刈り取ったもので、4俵の収穫があった。

  杵(きね)を手に「ヨイショ、ヨイショ」と餅つきが始まると子どもたちはウスを囲んで「お父さんガンバレ」「おじいさんガンバレ」と声援を送っていた。つき上がったモチはあんこときな粉にまぶして食べ、収穫の喜びを味わった。