大曲市から職員2人を派遣
罹災証明発行のための支援要請受ける(11月29日・月)
新潟県中越地震で被災を受けた自治体への支援のため大曲市から2人の職員が派遣されることになり29日、その職員の激励会が開かれた。派遣要請は新潟県から依頼があったもので、教育委員会総務課主事の佐藤英明さん(28)=内小友=と総務部税務課主事の三浦雄さん(26)=角館町出身・川原町=が30日から12月8日まで派遣される。
佐藤さんは市職員に採用されて5年目、三浦さんは2年目。共に固定資産評価の体験があり、罹災証明を発行するため、家屋の被害程度を調査できる職員の派遣要請が新潟県からあった。
二人は1台の車に乗って30日出発、12月1日から川西町役場の税務職員と行動を共にし「災害に係る被害認定基準(内閣府)」に基づいて建物の罹災状況の判定を行う。川西町は小千谷市の隣で人口は約9000人。川西町の隣の松代町の旅館に宿泊し、そこから通勤する。
激励会で栗林次美市長は「被災者たちはこれから冬を迎える時期で大変だと思うので、住民が主人公だという目線に立って仕事をしてきて下さい。新潟県と秋田県とは仕事のやり方も違い、気遣いも大変だと思うが、体に留意して頑張ってきて下さい」と励ましていた。
これを受けて佐藤さんは「テレビでしか現地の様子が分からないので不安だが、これまでの経験で持てる力を十分に発揮してお手伝いしてきます」と答えた。三浦さんも「このような機会を与えてもらいありがとうございます。地震の多い日本であり、大曲市でも起きないと言い切れない。被災地で吸収できるものがあれば少しでも吸収して災害に備えたい。同時に災害を受けた住民の方々の心の支えになれるよう頑張ってきたい」と述べた。
現地ではこれまで家屋の被害状況を外観から観て全壊か半壊かを一次、二次判定をしているが、二人の役目は家の内部まで入り込んでの調査になるという。