大曲市藤木小、角間川小、大曲南中
伸び伸びとした演奏、懐かしのメロディーに声援(10月3日・日)
大曲市藤木小学校、角間川小学校、大曲南中学校の3校による「南の子ども音楽会」が2日、中央公民館で開かれた。3校がそれぞれの音楽活動を披露し、地域の人たちに楽しんでもらいたいと開いているもので、今回で16回目。詰めかけた子どもたちのお父さんやお母さん、祖父母たちは親しみやすく伸び伸びとした演奏を身振り手振りで楽しんだ。
この音楽会は最初、大曲南中学校の吹奏楽部の演奏会から始まった。藤木、角間川小学校とも卒業後の進学先は南中となる。そうした共通性もあって、合同で音楽会の開催となった。
南地区校長を代表して角間川小の子野日洋校長は「音楽は世界の共通の言葉。3校の子どもたちはいい音を出そうとこの日に備えて一生懸命頑張った。どうぞ温かい声援を送ってほしい」とあいさつした。
そして藤木小のスクールバンド部が登場すると会場から大きな拍手。同校の部員は3年生から6年生まで20人。指導は先生ではなく、地元の小松幸子さん(44)がボランティアで指揮棒を振っている。幸子さんの子どもも部員だったこともあり、会社員で夫の國夫さん(44)と共に6年前から指導している。
部員たちはテレビドラマ「プライド」の主題歌「ボーン・トウ・ラブ・ユー〜クィーン〜」やNHK朝の連続テレビドラマ「ちゅらさん」の「Best Friend」など3曲を明るく伸び伸びと演奏。終わると父母から「アンコール、アンコール」の掛け声が寄せられ、嬉しそうに楽器を握っていた。
続いて角間川小ジュニアバンドクラブの12人は西村浩美先生の指揮でヒットした「大きな古時計」と「さくら」を演奏。古時計のイメージを金管楽器で見事に表現し、お父さん、お母さんたちの心を捉え、こちらにも「アンコール、アンコール」の声援が飛んで、お礼の演奏が繰り返された。
さらに小松さんの指揮で両校合同で「日本民謡メドレー」の演奏もあった。会津磐梯山やよさこい節、八木節の軽快なメロディーに会場は沸いた。
最後に南中吹奏楽部16人が登場するとみんなの期待感は一気に高まった。生徒たちはその期待に応え、小林小百合先生の指揮で「天空への挑戦」という大空を駆け登るような幻想的な音楽をはじめ、お父さん、お母さんたちが子どものころ聞いた「マンボNo.5」、カレンダーガール、ダンス天国など懐かしい曲が次々と披露された。体が自然に動き出すような軽快なリズム感に手拍子も沸いた。最後は銀賞を受賞したルイージ・デンツァ作曲の「フニクリ・フニクラ狂詩曲」を演奏。金管、木管楽器の個性ある音を出し切っての濁りのない高度な演奏は感動を呼んだ。
フィナーレでは全員がステージに登場し、南中吹奏楽部の演奏をバックに「世界に一つだけの花」を合唱してさよならした。