少年健全育成防犯柔道大会

小・中学生217人が熱戦

大曲地区防犯協会と大曲署の主催で52回目の大会(10月11日・月)
 
 

  少年健全育成防犯柔道大会が11日、大曲市の武道館で開かれた。大曲地区防犯協会と大曲警察署の主催で、今回で52回目を数える伝統の大会。当時の大会を知る人は「まだ戦後の尾を引いている時代で、食べるものにも不自由したものだった。それでも柔道を通して少年たちの健全育成を図ろうとみんな高い目的意識を持って大会を始めた」と話す。

  大会には大曲警察署と角館警察署管内の中学生とスポーツ少年団員ら217人が参加。開会式で大曲地区防犯協会連合会長の渡部英治県議は「今年のアテネ五輪、そしてパラリンピックで日本柔道は大活躍し、多くの金メダルを獲得した。柔道は勇気、自信、そして最後まであきらめない精神が大事だ。頑張って下さい」と激励した。そして仙北柔道スポーツ少年団の茂木康然選手、後藤奈津美選手が「柔道精神にのっとって相手を敬い、正々堂々と戦うことを誓う」と選手宣誓した。

  オリンピックで日本選手が大活躍したこともあって、白い柔道着に身を包んで開会式に臨んだ子どもたちは意欲満々の表情を見せていた。そして小学生は男女の別なく紅白試合と団体戦が、中学生は男女ごとに団体と個人戦が展開された。

  礼に始まって礼に終わる柔道。小学校低学年の子どもたちの中には張り切って試合に臨んだものの、負けると立ったまま悔し涙を流す子もいた。男の子と取り組んだ女子は見事な背負い投げで一本勝ちし、満足そうな顔で引き上げる姿もあった。

  会場は選手たちのお父さん、お母さんたちで埋まり、勝っても負けても惜しみない拍手と声援を送って励ましていた。

  成績は次の通り。
  ◇小学生団体の部▽優勝=大曲柔道スポーツ少年団▽準優勝=角館柔道スポーツ少年団

  ◇中学生の部団体▽優勝=大曲中学校▽準優勝=仙北中学校

  ◇中学生女子個人▽優勝=竹村優(仙北中)▽準優勝=佐藤千夏(大曲西中)▽3位=小松智穂子(大曲西)、菅原咲里菜(大曲中)

  ◇中学生男子個人▽優勝=藤澤洋樹(太田中)▽準優勝=加藤訓(田沢湖町生保内中)▽3位=飯田耕陽(角館中)、高柳朋之(仙北中)

  ◇優秀選手賞▽益子直人(大曲中)、藤澤健(同)、井上太郎(同)、藤原健人(仙北中)、佐藤夏希(大曲柔道スポーツ少年団)