違反建築をなくそう

県建築課職員らが大曲市内をパトロール(10月13日・水)

  違反建築をなくそうと13日、県仙北地域振興局建築課では市都市計画課職員と大曲仙北建築士会の会員と共に「違反建築防止パトロール」を実施した。12日から16日までの違反建築防止週間の一環として毎年行っているパトロールで、10人が二手に分かれて市内を巡回した。

  違反建築は周辺の環境保全に害を与えたり、隣接の住宅の通風や採光の面で迷惑をかけるなどトラブルの元となる。このため建物を建てる際は窓口となっている市都市計画課に建築確認申請を出し、市では都市計画に支障のない場所か、農地ではないかなどをチェック、県建築課に書類を送達する。そして同課が建築基準法にのっとって敷地に対する建物の配置に問題はないか、建物の耐震性などを提出書類を見て確認する。

  市都市計画課によると今年度に入って12日までに201件の建築確認申請があった。建築確認を取った建物はその工事現場に「建築基準法による確認済」の看板を表示しなければならない。

  しかし、中には車庫や小屋など規模も小さく、工事も自分でやるなど軽く考えて確認を取らずに着工したり、建築確認が下りる前に着工してしまうケースもある。そうした違反建築を見逃すと、周辺の住民にも迷惑をかけかねない。

  パトロールは事前の通告もなく、改築、あるいは工事中の建物を見つけては現場を確認するというまさに見回りそのもの。大曲市内は午前中で終えたが、2班合わせて19件を確認した。その結果、建築確認申請も出さずに鉄骨の建物を建て、工事を中断しているものや工事中の小屋が発見された。いずれもその場で持ち主に確認申請を出すよう指導。このほか、確認は出しても現場に看板を掲示してない例もあった。