お巡りさんもチラシを配布
秋田銀行大曲支店=来客に自主防犯意識を喚起(10月15日・金)
オレオレ詐欺に注意して─。大曲地区金融機関防犯協会と秋田銀行大曲支店、それに大曲警察署では15日午前9時から秋田銀行大曲支店で来客にチラシを配布して注意を呼びかけた。
今年も全国的にオレオレ詐欺が多発、その被害総額は100億円以上に達したとされている。しかも手口も悪質、巧妙化し、今後も被害が増えることが予想されることから銀行を訪れる人たちを対象にチラシを配って警戒意識を高めようと行った。
秋銀大曲支店は一日平均300人前後の利用客が訪れる。この日も午前9時の開店と同時に客が次々と入った。チラシの配布は女子行員のほか2人の制服警察官も行った。警察官がチラシを配ることで住民の自主防犯意識が少しでも高まればと大曲署。
オレオレ詐欺は息子や孫、夫になりすましたり、警察官や弁護士を名乗る者も一緒になって電話をかけ、「交通事故の示談金を振り込まなければ大変なことになる」などとだまし、現金を振り込ませる。孫かわいさに高齢者が被害になる例が多かったが、最近では50代の主婦も巧妙な語りの手口にだまされ、現金を振り込んでしまう被害がある。
このため銀行では現金を振込に来た際は振込先相手の住所と電話番号も「振込依頼書」に書いてもらうようにしているという。相手の住所も電話番号も分からないまま振り込むとすれば不自然であり、事前に予防できるからだ。
行内の入口に立った2人の警察官は来客の一人ひとりに声をかけ、県警本部と県防犯協会連合会、県金融機関防犯連合会が共同で発行したオレオレ詐欺警戒のチラシを渡していた。