日米カヌー観光意見交換会

神岡町に日米関係者が集う

雄物川の景色と観光資源を絶賛(10月16日・土)

神岡町で開かれたカヌーの意見交換会雄物川観光交流地域活性化協議会(会長・今野正彬神岡町長)主催の「日米カヌー観光意見交換会」が14日、神岡町の農村環境改善センターで開かれた。雄物川は5年前に国際カヌークルージング場に指定されており、神岡町の今野町長が雄物川観光活性化協議会の会長をしていることから日米のカヌー関係者が同町に集まった。

  意見交換会では日本唯一の国際カヌークルージング場「雄物川」にカヌーを導入し、流域の風土・文化など固有の観光資源と組み合わせて新しい自然体験型観光による地域の活性化を図ることを目指して開かれた。

  交換会にはアメリカ・カヌーケンタッキー社長のエド・コンセルさんやカナダ・カヌー場経営者のロス・M・ロッソさんら米国とカナダのカヌー関係者10人が参加した。

  雄物川流域からは十文字町と雄物川町、南外村、西仙北町、協和町、それに秋田市の助役や職員、それに県の観光課職員とJR社員、そして雄物川国際カヌークルージング場理事長の中西信豊さん(湯沢市在住)、同理事の木村好則さん(同)ら18人が参加した。

  意見交換会では今野神岡町長の歓迎あいさつの後、前日に中西さんらの案内で玉川と雄物川の合流点から西仙北町までカヌーで雄物川を下ったロスさんが「北米から見た雄物川の魅力」と題して講話。ロスさんは「雄物川から眺めた景色は細やかな変化に恵まれ、素晴らしいものだった」と絶賛。さらにカヌーから下りて寄った強首温泉の「樅峰(しょうほう)苑」も一例に挙げ、「日本らしい豊かな観光資源にも恵まれており、カヌーによって日本文化の再発見ができる」と雄物川の魅力を語った。

  同行したカヌー場経営者のエドさんも「アメリカのカヌー人口は5200万人。雄物川はそのカヌーと組み合わせた観光を売り込むべきだ」と提言していた。

  これに対して神岡町では神宮寺嶽ふもとにある旧誘致工場を買い求め現在、物品庫として使っているのをカヌーセンターに転用したいなどの前向きの姿勢を示した。