仙岩除雪ステーション
国道46号で早くも除雪車の出動式(10月20日・水)
冬の峠道に備えようと20日、田沢湖町生保内の仙岩除雪ステーションで除雪車の「出動式」が行われた。仙岩トンネルを通じて岩手県と結ばれている国道46号は国交省秋田河川国道事務所角館国道維持出張所が管理している。岩手県境の仙岩峠は標高約600メートルあり、冬の訪れは平地よりも早く、一昨年の02年には10月29日に除雪車がスタートした。このため毎年10月下旬には除雪体制を敷いている。
同出張所が管理している道路は協和町境から岩手県雫石町までの延長55.6キロ。角館町と田沢湖町に除雪ステーションを置き、除雪グレーダー、ロータリー車、凍結抑制剤散布車など21台の機械を備えている。除雪はすべて地元建設業者に委託している。
出動式には国交省職員や除雪委託を受けた建設会社の経営者とオペレーターら約50人が参列。神事で安全祈願した後、木村孝出張所長が「安全で安心しながら道路を走れるよう無事故で頑張ってほしい」とオペレーターに除雪車のキーを手渡し、除雪車が実際に道路へと出動して気持ちを引き締めた。
同出張所によると昨年、仙岩峠の初雪は11月22日とやや遅かったが、累計降雪量は約12メートルに達し、最大積雪深は2.7メートルだった。
出動式には地元・神代中学校の1年生31人も社会勉強の一環として訪れ、除雪車の性能や大きさ、除雪の仕方などの説明を受けた。生徒たちは除雪車の運転席に座り、複雑な機能を観ながら「こんな大きな機械を運転するなんてすごい」と驚いていた。
除雪オペレーターは40人いて、これからはいつでも出動できる体制とし、12月下旬から2月いっぱいは角館町と田沢湖町のステーションに泊まり込みで雪に備える。