大曲市の敬老会始まる

76歳以上4390人

米寿134人に1万円の祝い金(9月8日・水)

 
米寿の方に祝い金を贈る栗林次美市長
全員で声高らかに乾杯

  大曲市の敬老会が8日、角間川地区、大曲地区から始まった。角間川地区では午前10時半から旅館「角水」で、大曲地区では午前11時から大曲エンパイヤホテルでそれぞれ行われた。同市の敬老会は各地区の社会福祉協議会が主催して開いている。10日は内小友、藤木、四ツ屋地区で、14日は花館地区、そして17日の大曲西根地区で終わる。

  敬老会への招待は当初70歳からだったが、高齢化と共に年齢を引き上げ、01年からは76歳以上にした。それでも対象者は4390人(男1594人、女2796人)で、昨年より242人増えた。同市では各地区の敬老会で米寿を迎えた方に1万円の祝い金を贈る。今年は134人が米寿を迎えた。

  各地区の最高齢者は大曲地区が佐々木喜治さん(白金町)で100歳。花館地区は根本ヒテさん(大花町)で98歳。内小友地区は小松キクノさん(宮南)で98歳。大川西根地区は小笠原トメさん(下太夫塚)で99歳。藤木地区は鎌田謹一郎さん(上野中)で100歳。四ツ屋地区は伊藤ノエさん(高関上郷)で100歳。伊藤さんは9月20日で101歳の誕生日を迎える。角間川地区は佐藤カツさん(大浦町)で99歳。

  大曲エンパイヤホテルで行われた大曲地区の敬老会には対象者1875人のうち約650人が出席した。ホテル従業員だけの世話では間に合わず民生委員や婦人会から36人、それに市福祉事務所からも13人が出てお年寄りを迎え、席の案内など接待した。

  詰めかけたお年寄りたちは小・中学校時代、同じクラスだった人たちごとに席を見つけて座った。そしてお互い「元気だったか。ハハハッ」と旧交を深め合い、元気に笑っていた。大曲地区社会福祉協議会の川原清会長が、同地区だけで招待の対象者が4390人もいると報告すると会場から「ホーッ」とビックリしたようなため息が漏れた。そして「今日は心ゆくまで敬老会を楽しみ、明日の活力にして下さい。来年は大仙市となるがその最初の敬老会にも元気に顔を出してほしい」と呼びかけると盛んな拍手が湧いていた。

  そして栗林次美市長が米寿を迎え、出席した13人の方にお祝い金を贈った。祝辞では「今日はたくさんの方が元気に敬老会に出席されたが、都合で出席できなかった方の分も一緒にお祝いしたい」と述べ、「高齢化を悲観的に見ないで、元気に長生きしてもらえるような社会にしなければならない。そのためには介護の世話にならない仕組みが必要であり、寝たきりにならないよう予防訓練する事業を実施し、安心して暮らせるまちづくりに取り組みたい」と訴えた。

  テーブルには折り詰めの料理と缶ビール、お酒も出され、隣に座った人たちと元気に乾杯の音頭を交わしていた。そして「早いものでもうこんな年になってしまった」と子どものころを振り返りながら、思い出の先生や思い出の木造校舎などを語り合っていた。ほろ酔い気分になったころ四ツ屋地区の民謡団・佐藤昌月会の一行7人が登場。歌と踊りを披露し、盛んな拍手を受けていた。