大曲市青少年健全育成推進集会

田口氏らを健全育成功労で表彰

タレントのあべさん講演=昔の秋田の遊びを語る(9月19日・日)

  第32回大曲市青少年健全育成推進集会が18日、中央公民館を会場に「育もう私たちの大曲市(まち)の子を」テーマに開かれた。青少年、保護者、学校関係者、青少年健全育成関係、一般市民が一堂に会し、青少年の「心の問題」をとらえ、心身ともに健全な育成を目指そうと毎年開かれている。市、市教育委員会、青少年育成連絡協議会の主催。約250人が参加した。

  始めに元少年育成大曲市民会議会長の田口五百治氏、大曲柔道スポーツ少年団の加賀谷外治郎氏の2個人と「少林寺拳法スポーツ少年団」を「子ども会・青少年団体育成」功績で表彰。栗林次美市長は「この大会を契機に家庭、学校、地域社会が連携を深め、責任を持ってより良い地域づくりを進め、健全育成の気運が盛り上がることを念願する」と呼びかけた。

  続いてラジオやテレビで活躍しているタレントのあべ十全さんが「ちょっと前のAKITAへの旅」と題して講演。あべさんは結婚、妻の出産などのエピソードを身振り手振りで語って会場を沸かせ、最後は戦後間もない頃の子どもたちの遊びを描いたイラストをスライドショーで紹介。田んぼの堰でドジョウ取りをする子どもたち、ホタルを追って遊んだ夏の夜、チャンバラごっこ、満月の夜の影踏み、秋の稲刈りの手伝いなど懐かしい風景や遊びをイラストで紹介しながら「あのころは家(え)の中で遊ぶとごしゃがれた(叱られた)もので、外で遊ぶしかなかった」などと飾らぬ方言で聴衆を喜ばせた。そして「子どもたちのために誇れる大人であろう」とほのぼのとした雰囲気の講演の幕を閉じた。

  この後、大曲柔道スポーツ少年団と少林寺拳法スポーツ少年だが実践発表。少林寺拳法の迫力ある演技に参加者は大きな拍手を送っていた。

  最後にNTT東日本秋田支店の田村光昭さんが「携帯・インターネットのよりよい使い方」と題してプレゼンテーション。田村さんは子どもたちが携帯電話やインターネットを通じて、無防備なまま出会い系サイトへと接続する危険性を避けるため、そうしたサイトへ接続されないサービスを携帯電話の販売店、またインターネットのプロバイダーでもやっているとしてその手続きを取るよう勧めていた。