秋の全国交通安全運動

大曲市では駅前で街頭キャンペーン

大曲中学校では生徒たちに自転車のマナーアップ指導(9月22日・水)

 
幼稚園児も交通安全の呼びかけ。
大曲中学校では自転車マナーアップと盗難防止の呼びかけ。
 
  秋の全国交通安全運動が始まって2日目の22日朝、大曲市ではJR大曲駅前で街頭キャンペーンが実施されたほか、大曲警察署と大曲地区少年保護育成委員会では大曲中学校(高橋俊一校長)で自転車通学の生徒を対象に自転車のマナーアップを呼びかけるなど街頭指導を展開した。

  駅前での街頭キャンペーンには市交通安全対策協議会など交通安全関係団体のほか老人クラブ、婦人団体、子供会、建設業協会など22団体から約80人が参加。栗林次美市長は「家庭や地域から被害者、加害者を出さないためには、市民一人ひとりの活動が大事であり、安全で明るく住みよいまちづくりのために協力願いたい」と呼びかけた。高橋三郎大曲警察署長も「未来ある子どもたちを悲惨な交通事故から守ることこそ大人の使命であり、地域や職場でその意識を高め、事故のない明るく住みよい社会を目指したい」と訴えた。

  最後にお巡りさんのミニ制服を着用した大曲北幼稚園児16人が「僕たち私たち交通ルールを守ります」と誓いの言葉を述べて散会した。

  続いて一行は駅前の道路3カ所に分かれて通勤途中の車を止め、ドライバーに交通安全を促すステッカーやビニールひもで編んだ金魚のグッズ、それに交通安全を祈ったリンゴとナシの入った袋をプレゼント。幼稚園児たちもお巡りさんに抱えられ、「交通安全をお願いします」とプレゼントの品を手渡していた。

  一方、大曲中学校では自転車のマナーアップと同時に自転車の防犯登録と学校識別ステッカーの貼付、それに盗難防止のため二重ロックなどカギかけを登校してくる生徒たちに呼びかけた。県警の少年非行防止総合対策の一環としての全県一斉に実施したもの。

  街頭指導には大曲警察署の少年サポートセンター員4人と青少年育成大曲市民会議ら関係団体の会員、それに生徒10人と先生15人が街頭に立った。そして非行防止と自転車盗難防止を呼びかけるチラシ、それにタイヤの空気弁に取り付けられる反射材をプレゼントした。

  同署によると自転車盗の被害は8月末までに57件あった。配られたチラシには「放置された自転車でもそのまま乗ってしまうと犯罪だよ」と遊び心の行動でも犯罪になるケースを紹介し、注意していた。

  大曲中学校は生徒数834人のマンモス校。大曲、東大曲、四ツ屋、花館の4小学校の卒業生が入学する。通学範囲も広いだけに全生徒のうち795人、97.5%が自転車通学。街頭に立った生徒と先生、指導の大人たちは「おはよう」と声をかけながら、チラシとプレゼントの反射材を手渡し、「カギかけを完全にしよう」と注意していた。