栗林、伊藤両陣営
3日の総決起大会、急きょ中止へ(4月2日・土)
大仙市長選に立候補を表明、明日3日に「総決起大会」を予定していた前大曲市長の栗林次美陣営と前仙北町長の伊藤稔陣営は、31日に告示された知事選によって後援会活動が公職選挙法で制限されることになって、急きょ、中止に追い込まれている。栗林陣営は3日午後2時から大仙市大曲市民会館で、伊藤陣営は同日午後6時から仙北ふれあい文化センターでそれぞれ1000人を超える集会を予定していた。いずれも30日夜に県選管から「公職選挙法に触れる可能性がある」との指摘を受けての中止だが、両陣営は告示を前にしたトラブルに「ダメージが大きい」と困惑。大慌てで「詫び状」を郵送したり、電話で平謝りしている。前大曲市助役の高野昭次陣営も3日に予定していた協和支部での総決起集会を中止した。
公選法201条の9項では、都道府県の知事選告示と市長の選挙が間近に行われるような場合、後援会のほとんどの政治活動が制限されるとしている。大仙市の市長選の告示は10日。その間は不特定多数の有権者を対象に後援会が主催する政談演説会や街宣車の使用、後援会加入などを促すビラ配りなどできないなどと規制されている。しかし、後援会員を対象とした内部の勉強会や個人主催の集会は可能だ。
規制は厳しい制約を受けての知事選と市長選に向けた政治活動の区別があいまいになるためという。両陣営とも事前に市選管や県選管に知事選告示後の「集会」について問い合わせたが、「不特定多数に呼びかけての集会は公選法に触れるが、後援会員の小集会ならいい」との回答を誤解、あるいは拡大解釈して3日の設定となったようだ。
県選管からの指摘で中止せざるを得ないとなった栗林陣営では31日から1日にかけて「詫び状」を5000部郵送、さらに後援会員が回って中止の知らせに走り回っている。一方の伊藤陣営でも電話で中止を知らせ、「大変、申し訳ない」と平謝りだ。一方の高野陣営でも協和地区での決起集会中止の知らせの呼びかけに必死だ。