大仙市丸子川
保育園、幼稚園児がサケの稚魚を放流(4月14日・木)
大仙市大曲の丸子川で14日、市内の保育園、幼稚園児たちがサケの稚魚4万匹を放流した。雄物川鮭増殖漁業生産組合が捕獲し、それを大仙市ふ化放流事業組合が採卵して育てた。そして自然と生命の神秘さに触れてもらおうと子どもたちに放流を楽しんでもらっている。12日は玉川で花館小の3年生と内小友小の5年生85人が約6万匹を放流、14日には四ツ屋小の児童が約3万匹を放流した。
丸子川では中央保育園と東保育園、それに南幼稚園の120人が参加。大曲総合支所の川越貞友支所長は「これから放流するサケはおじさんたちが大事に育てたものです。放流すると3年から4年後には大きくなってこの川に戻ってきます。でも川が汚れているとサケは戻って来れません。だから川にゴミを捨てないできれいにしましょう」と呼びかけていた。園児たちは大きな声で「ハーイ」と答えていた。
放流するサケの稚魚は体長6〜7センチ。重さ1グラムほどで、昨年10月から12月20日にかけて捕獲した4800匹(うちメス1200匹)から採卵し、約240万匹をふ化した。
園児たちは持参した小さなバケツにサケの稚魚を入れてもらうと「ワー。かわいい」と大喜びで川に放流。黒い背中をした稚魚が浅瀬で泳ぎ回るのをジッと見つめながら「元気で帰ってきてね」と呼びかけていた。サケの稚魚は丸子川から雄物川を下り、日本海からアラスカの海へと旅し、成長すると生まれた川に産卵のため戻ってくる。しかし、その数は1000匹のうち3、4匹という厳しい生存競争だ。