県知事選

寺田氏圧勝で3選を飾る

大仙市でも3万7000票余獲得(4月18日・月)

  第16回秋田県知事選挙は17日、投開票が行われた結果、現職の寺田典城氏(64)=無所属=が30万9614票を獲得し、3期連続当選した。寺田氏の政治手法を「強権的」と真っ向から批判、「ストップ・ザ3選」をアピールした前羽後町長の佐藤正一郎氏(52)=無所属・新=は20万4332票で、10万5282票の差を付けられた。寺田氏の圧勝だった。前県生涯学習センター所長の谷口賢一郎氏(59)=同・同=は4万9693票だった。共産党県委員会副委員長の佐々木良一氏(57)=共産党・新=は2万8467票だった。

  大仙市での開票結果は寺田氏3万7016票、佐藤正一郎氏1万8716票、谷口氏3677票、佐々木氏1778票だった。

  寺田氏と対立する3候補は秋田空港ターミナルビルの接待問題や県職員の削減方針などを「効率だけを優先したトップダウン的な政治手法」と批判したが、接待問題で寺田氏は「おごったりおごられた間だったが、割り勘にしておけば良かった。誠に申し訳ない」と私的な飲食にビルの交際費が使われたことを率直に認め、謝罪。その一方で「今の時代、スピードが求められる。先送りせずトップダウンも必要な時もある」と主張。そして3期目を最後の戦いと位置づけ、「これからの4年間を生涯で一番いい行政をやりたい」と訴えた。出身地の大仙市を中心に有権者はもう一度、寺田氏にチャンスを与えたいとする気持ちもあって、支持が拡大した。