栗林大仙市長

自宅から歩いて初登庁

「相談しやすい、頼れる市役所目指そう」と訓示(4月18日・月)

 大仙市初の市長選を勝ち抜いて初代市長となった栗林次美氏は18日午前10時、自宅から歩いて初登庁した。黒のスーツに黄色のネクタイを締めた栗林氏は庁舎前で出迎える30数人の支持者と笑顔であいさつを交わし、記念写真に収まった。そして女子職員から花束の贈呈を受けると大勢の職員の出迎えに笑顔を振り向けながら「お早うございます」声をかけ市長室に入った。市長室で今野正彬職務代理者から大仙市長としての職務の引き継ぎを受けた。

  本庁の部課長と各総合支所の課長、支所長ら約130人が出席した大会議室での就任式では「この度の選挙で大仙市の市長になった栗林です」とあいさつ。そして「みんなで苦労して大仙市をまとめあげ、スタートさせた。さまざまな議論を重ねながらまとめあげた合併だが、まずは住民の皆さんが不安や戸惑いを感じないよう頑張ってもらいたい」と述べ、「大仙市役所が住民にとって相談しやすいところ、頼れる役所、行政でならなければならないので私も汗を流すので、職員も汗を流してもらいたい」と述べた。

  続いての記者会見でも「合併をまとめあげた責任者として大仙市を軌道に乗せるのが一番、大事だ。住民が不安を感じないような大仙市建設計画をまとめたつもりだったが、実際に歩いてみると旧地区の課題、方向づけがどうなるかと心配されているようだ。一日も早くそういう心配がないようにしなければならない。そのためにも市長を含め、本庁幹部職員が支所長と一緒になって地区に足を踏み入れ、旧地区の課題について一生懸命取り組み、不安を解消したい」と意欲を見せた。

  さらに住民参加の大仙市とするため「地域協議会を早く発足させて地域の課題、方向づけをしっかり捉え、総合支所あるいは市長に提言、要望が届くようにしたい」と住民とのコミュニティに力を入れた。

  また選挙戦では「それぞれの候補者がしっかりした大仙市をつくりたいと戦った。政策の面で一致するものもあり、継承できるものは継承しながら、大仙市の課題として引き継ぎたい。特に農村部は不安に思っており、農業政策ではそれぞれの候補者の主張に共鳴できるものがあり、取り入れたい」とも述べた。