湖畔のクリーンアップ

田沢湖町生保内小

観光シーズン前に清掃奉仕(4月27日・水)

  田沢湖町の生保内小学校(武藤清茂校長・児童数331人)では27日、田沢湖畔白浜でクリーンアップ活動をした。春を迎え、大勢の観光客が来る前に湖畔をきれいにしておこうと4年生から6年生の児童176人が行った。学校行事としてのクリーンアップで、1年生から3年生は学校周辺のごみ拾いをした。

  同校では毎年5月下旬から6月初めにかけて児童の奉仕活動として、全校クリーンアップを行っている。主に学校周辺の道路を中心に行っていたが、現在は町社会福祉協議会の職員で、昨年まで町役場の観光課に勤務していたPTA会長の嶋村武雄さんから「雪解けが進むと湖岸に浮遊物が打ち上げられ、汚されて」との話を聞いて、それなら学校でも協力しようと今年は湖岸の掃除をすることになった。

  学校から湖畔までは約10キロ。4年生以上の児童は町教育委員会の研修用バスや湖畔のホテルが提供してくれたマイクロバスに分乗して湖に向かった。快晴に恵まれ、湖はルリ色に輝き、ひたひたと打ち寄せる波が児童たちを迎えた。子どもたちは引率の先生たちと一緒に湖岸を歩き、ビニール袋を手に打ち寄せられたごみを拾った。流木やビニールの切れ端、ビンや陶器の破片などがあちこちに散らばっていた。大きな流木は2人がかりで「ヨイショ、ヨイショ」と運んだ。

  先生たちは「子どもたちにアンケートで田沢湖町として誇れるものは何かと聞いたら95%が『田沢湖』という答えでした。もちろん駒ヶ岳や神代のミズバショウも入ってましたが、子どもたちの自慢は日本一深いというこの湖なんです」と一生懸命になってごみを拾い集める児童の頑張りを見つめていた。