さくらのまち角館町の桜の話題

樹上だけでなく大地に咲く桜も

田町山の斜面に芝桜を植えるふわふわ大作戦(4月28日・木)

   さくらのまち角館町で樹上に咲く桜だけでなく、大地にも桜を咲かせたいとふわふわの〃芝桜〃を植える「さくら角館あなたがつくるふわふわ大作戦」運動が始まろうとしている。昨年10月にオープンした通所介護施設「デイサービス角館さくらさくら」の職員と同施設を運営する社会福祉法人県南ふくし会が呼掛け人となってその基金を公募することになったもの。

  その狙いはこうだ。デイサービス角館さくらさくらは、JR角館駅前の田町山の一角に造られたが、岩山を崩して造成したもので地肌がむき出しの状態。車窓や駅舎から目にするとその光景はものさびしさにとらわれる。このため施設の周囲だけでもきれいにしたいとボタンザクラが植えられた。しかし、花が咲くまでにはまだ時間がかかる。

  その上、雪解けが進んだらむき出しの地肌の斜面のさびしさは駅前からだけでなく、国道、県道、町道などあらゆる角度から見えるようになった。建物の「さくらさくら」の名前の優しさからは縁遠い環境に、県南ふくし会の石川勝三理事長から「芝桜を植えたらどうか」とアイディアが出された。桧木内川堤の桜、武家屋敷の枝垂れ桜、そして駅前から見える田町山の斜面は大地に咲く芝桜で飾ったら「さくらのまち」のイメージアップにもつながると職員も賛同。

  「デイサービス角館さくらさくら運営協議会(相馬正志会長)」が母体となって、町役場や町社会福祉協議会に協力を呼びかけた。そしてこのほど2回目の「さくら角館あなたがつくるふわふわ大作戦」打ち合わせ会を開いた。

  施設周辺の斜面の面積は約3700平方メートル(1200坪)。芝桜はポット入りのものを3つ植えると3年で1坪の面積いっぱいにふわふわの花が咲くという。1ポットの値段は150円。3つなら450円かかるので、1口500円で基金を募ることにした。

  県南ふくし会が運営している大仙市飯田の特別養護老人ホーム「こもれびの杜」、角間川町のサン・サルビア、西木村の清流苑の職員250人は既に1人2口で応募を決めている。

  さくら角館あなたがつくるふわふわ大作戦実行委員会は「デイサービス角館さくらさくら」に事務局が置かれる。そして5月22日午前9時から芝桜植栽の大作戦を展開する。実行委員会ではその日に芝桜のポットを用意、募金と植栽のための労力の提供を呼びかけている。

  作戦の活動期間は3年をめどとし、活動は春5月と秋10月に苗の植え替え、施肥などを行い、ふわふわ大作戦感謝祭や年2回の会報の発行も考えている。そして3年後には会を発展的に解消、新たに田町山全体のふわふわ大作戦の事務局を設置したいとしている。  ふわふわ大作戦公募と参加への申し込みと問い合わせは社会福祉法人県南ふくし会北部事業部内(清流苑)へ。電話は0187─58─2100。施設長の牧野忠彰さんへ。