幼保連携型の施設が完成
施設の愛称は「なかせんワイワイらんど」(8月2日・火)
大仙市立中仙保育園・中仙幼稚園が完成、2日、両園の竣工式が遊戯室で行われた。地域の子育て支援の総合対策の視点で保育園と幼稚園を併設し、幼保連携型の子育て中核施設として長野字新山の新興住宅街に建設していたもの。施設の愛称は公募した結果、「なかせんワイワイらんど」とした。
建物は木造平屋建てで、約1988平方メートルの大きさ。施設全体の敷地面積は1万3520平方メートル。定員は中仙保育園が150人、中仙幼稚園は40人。玄関を入ると正面に医務スペースを含む職員室があり、コの字型の建物に地域子育て支援相談室、調理室、一時保育室、保育室、ほふく室、乳児室、そして約215平方メートルの遊戯室と幼稚園の保育室3室と保育園としての保育室6室がある。遊戯室は幼保供用で廊下の2カ所に幼児数人が入って遊べる三角形の小さなスペースの〃隠れ家〃を設けるなど工夫も凝らした。
施設は旧中仙町時代の1998年に「中仙町子ども育成計画」を策定し、将来は2カ所の認可保育園とする整備計画を立てた。その計画に基づいて99年4月には、へきち保育所を統合して中仙東保育園を開設。さらに認可保育所1カ所とへきち保育所3カ所を統合し、中仙西保育園を建設することにした。一方で、中仙幼稚園は入園児童数が年々定員を下回り、集団的な幼児教育効果が困難になってきたことから、今回の建設に当たっては幼保連携型の施設を目指した。
そして中仙保育園ではゼロ歳児保育をはじめ、延長保育、一時保育サービスにも取り組む。また中仙幼稚園では今回の移転改築を機に新たに3歳児の受け入れも実施する。
竣工式には渡部英治、大野忠右エ門両県議をはじめ、市議(旧中仙町議)、熊谷勲前町長、工事施工業者ら約50人が参列。栗林次美市長は「年々、働く女性が増え、家庭における子育て環境も大きく変化しており、安心して子どもを生み、育てることができる環境づくりの整備こそ行政の果たすべき重要課題だ」とし、「保育園と幼稚園の併設という利点を生かすため、可能な限り連携の取れた運営と試験的実践を重ね、時代の変化と地域要望に応えた保育体制の充実を図りたい」と式辞を述べた。
最後に両園の園児16人がステージに上がってくす玉を割り、さらに両園の園児42人がステージで「青い空に絵をかこう」を元気に合唱して竣工を祝った。建物は04年8月に着工し、総工費は5億4075万円だった。