大仙市夏まつり大曲

ビアガーデンやスイカ割り

実戦空手道・武心会も試割を披露(8月6日・土)
 
      先輩が持ってくれた板を拳で割った。     湯澤師範は手のひらでバットを割る荒技も披露。

  大仙市の夏まつり大曲が明日7日まで花火通り商店街で開かれている。6日は正午から商店街が歩行者天国となり、金魚すくいなどの出店やビアガーデンがオープン。中仙ささら舞いの披露や1等で1万円の商品券が当たる「じゃんけんスタンプラリー」、「全日本スイカ割選手権」など夏ならではの催し物が展開された。

  さらに午後3時半過ぎからは実戦空手道「武心会」による空手演武・試割も。そしてお祭り広場では午後5時から花火の桟敷席が当たる浴衣コンテストもあった。武心会の空手演武と試し割りは昨年に続いて2度目で、迫力のある試割の演技は通りを埋めた見学客の度肝を抜いた。

  同会は湯澤浩一師範(36)=角館町雲然字荒屋敷=を代表に角館町に本部を置き、大仙市大曲中通町と横手市に道場がある。極真空手道から2年前に独立した。実戦空手道と言うように実戦形式で技を磨き、心身の鍛練に励んでいる。道場生は4歳の児童から54歳の大人まで約120人。

   この日は約70人が参加して子どもたち、少年、青年がそれぞれ演武を見せた。演武と言っても実戦形式なので手刀やひじを使って打ち込んだり、蹴りもある。幼い男女が白い道衣を着てバシッ、バシッと打ち込む姿は迫力満点。同時に武道で鍛えられた礼儀正しさに見学の市民は拍手を送ってたたえていた。

  そして素手や素足で杉板割り、コンクリートのブロック割り、野球のバット割りと空手ならではの激しい技を披露。杉板は厚さ1センチほど。7歳の男の子が拳で割ろうとしたが、3回繰り返しても失敗。その都度、痛さで顔をしかめたが、4度目の挑戦で見事に板を真っ二つに割った。観ていた見学客からの拍手に男の子は、手の痛さを忘れたような顔だった。

  最後には湯澤師範が弟子にバットを持たせたり、2つ並べたパイプ椅子の上に置いてそれを蹴り技や手刀で割るという空手道ならではの演技を見せ、見学客の度肝を抜いた。割る瞬間は目にも見えない手の動き、足の動きだった。見学客は「エーッ」と驚きのため息をもらし、道場生たちは師範の見事な技を誇らしそうに見つめていた。

  湯澤師範は「技をかけるには毎日の訓練の積み重ねによるスピードとパワー、それに集中力と正確な判断が必要です」と強調し、「空手は技より、人としての礼節を教えることに重点を置いてます。ですから幼い子どもの場合、親は心が強くなってもらいたいと私たちの指導に期待します」と話していた。

  夏まつりはさらに7日夜はメインの「踊りの広場」が展開され、明日8日は午前10時から「子ども樽みこし渡御」で24基のみこしが上丁、下丁から諏訪神社目指して大町交差点目指してパレードし、合流する。