大仙市選管困惑
衆院選投票日が市議選告示日に(8月9日・火)
郵政民営化関連法案が8日、参院で否決されたことから衆院が同日夜、解散し、総選挙が8月30日公示、9月11日投票で実施されることになった。この日程に大仙市選管では困惑している。在任特例満了(9月30日)に伴う市議選が衆院選の投票日と同じ11日の告示で、18日の投票と決めてしまっているからだ。同じ日に投開票作業を進める一方で、市議選の立候補者の受け付けもしなければならない。市選管は「とにかく人海戦術で対応するしかない」と作戦を練っている。
衆院が解散し、9月11日の投票と決まった翌朝の9日朝、市選管には市議選立候補予定者から「市議選の告示日は変わらないか」との問い合わせ電話もひんぱんに入った。同市議選には現職、新人合わせ68人から69人の出馬が見込まれ、既に多くの立候補予定者が活発に動き出している。
市選管事務局では7月10日に選管を開いて市議選の日程を日告示。先月28日には立候補予定者への説明会も開いている。これを受けて中には選挙カーとして使う車のレンタル契約を済ませた人も多く、いま日程を変えれば契約のし直しとなる。
このため衆院選の開票と市議選の告示が重なっても、職員の人海戦術で作業を進めるしかないと同選管では判断した。投票所は116カ所。11日は午前7時から午後7時まで投票が行われ、午後8時半の予定で大曲体育館で開票作業に当たる。
116カ所の投票所に振り向ける職員は750人前後。一方で開票作業に携わる職員180人と見ている。また午前8時半から神岡地区の農村環境改善センターを会場に行われる市議選の立候補受け付けは職員54人体制で行う。市選管では「各総合支所ごとの選挙担当職員と相談しながら、人員配置を考えたい。これまでは若手職員を中心だったが、今回だけは課長級の幹部職員からも手伝ってもらわないと足りない」と話す。
衆院選秋田3区では03年11月9日に施行された第43回衆院選で、無所属から出馬して初当選した御法川信英氏(41)=大仙市大曲金谷町=が、今度は自民党公認で出馬する予定。一方で前回、自民党公認で破れた村岡兼造元官房長官の二男・敏英氏(45)=由利本荘市=が出馬に向けて動き出している。
民主党も独自候補擁立を目指し人選を急ぎ、社民党も模索している。一方で共産党は見送る方針という。