郵政解散

御法川氏、地元へ

短期決戦と選挙準備へ(8月10日・水)

  郵政民営化関連法案の参院否決で衆院の解散から一夜明けた9日朝に大仙市入りした秋田3区選出の前職・御法川信英氏(41)は、大曲通町の事務所で陣中見舞いに来る支持者らとあいさつしながら、30日に公示される衆院選に向けての準備や打ち合わせに追われるなどあわただしい1日を過ごした。

  同日夕、本紙と会見した御法川氏は「解散は親父(故・英文氏)の時代から何度か見ているが、自分の事となると意外とあっけないものだった。こんなものかとバンザイし、周囲の仲間と必ずこの場に戻って来ようと握手して別れた」と語った。

  そして由利本荘市から村岡兼造元官房長官の秘書で二男の敏英氏(45)がこの日、秋田県庁で記者会見し、秋田3区から無所属で出馬表明する情報を耳にし「彼も郵政民営化には賛成との立場のようだ。それでは争点がなくなる」と気にした。

  一方で「今度は短期決戦であり、町村や集落単位で国政報告会を数多くこなし、一人でも多くの人と顔を合わせたい」と戦いに臨む決意を示した。そして「市町村合併と地方分権、そして三位一体の改革でこれからは地方にも格差が生じる。その端的な例として出たのが秋田の地価の下落。秋田の魅力のなさが数字に出た。これを何とか打破しなければならない。そのためにも秋田の地の利を生かして産業を呼び込み、雇用の拡大で活性化を図りたい」と語った。また少子高齢化に向けた福祉の充実、そして「農業をおろそかにしたら一流国家にはなれない」と強調。「農業は国の言うことを聞いてやっている時代は終わり、地方が地域の特性を出して発言し、それに対して国がサポートする時代だ。私はそれをお手伝いして、やりがいのある農業の確立を図りたい」と語った。