大仙市の3地域で

成人式を挙行

南外では恩師の氏名点呼も(8月15日・月)

  大仙市で15日、神岡、南外、太田の3地域で成人式が挙行された。成人式は来年から対象者が20歳を経過した夏(8月15日)に大曲市民会館を会場に行うが、今年だけは合併前の8市町村で調整の結果、式を開催する地域と見送る地域に分かれた。

  3会場とも午前10時からの式だった。このため栗林次美市長は南外地域へ、笹元嘉辰教育長は神岡地域、そして相馬義雄教育次長は太田地域へ出席した。成人対象者は神岡が82人、南外69人、太田101人だった。

  南外地域はコミュニティーセンターで挙行された。着飾った男女60人が出席し、受け付けを済ませるとロビーで中学校時代を思い出しながらお互いの消息を報告しあった。同級生の中から選ばれた実行委員会が式を運営し、ロビーでは賑やかだった会話も式場に入るとシーンと静まり返った。

  中学校時代の恩師2人が出席者一人ひとりの名前を読み上げると、「ハイ」「ハーイ」と席を立った。名前を呼ぶ先生も、呼ばれる新成人も懐かしさを噛みしめていた。栗林次美市長は新成人を代表して伊藤大介君に「成人証書」を授与した後、「大仙市として最初の成人式となった。皆さんには今後も故郷への思いを一層、大きくしてもらい、今日の感激を大事にして社会人として着実に成長されることを期待する」と式辞を述べた。

  続いて地元選出市議を代表して佐藤清吉市議がお祝いの言葉を述べ、佐々木まなみさんが「今年は私たちの故郷も『大仙市』としてスタートを切り、南外の地で最後の成人式となった。今、世の中では私たちと同年代の若者が引き起こす様々な悲しい出来事がニュースになっている。私たちは不安定な社会情勢に惑わされることなく、自分を信じ、そして仲間を信じて、それぞれの夢の実現に向けて大人の一歩を踏み出したい」と誓いの言葉を読み上げて式は30分で終わった。

  出席した新成人の中には防衛大学3年生の高橋達也君(20)も。高橋君は真っ白い制服姿で出席。「卒業したら海上自衛隊員として海に出るのを楽しみにしてます。ええ。この成人式も楽しみにしてました」と目を輝かした。